命を守る 生活を守る 

パパヒガ

2020年04月21日 01:49

皆様おひさしぶりです。

パパ比嘉でございます。

コロナウイルスの世界的蔓延で、人々が不安に包まれております。

現在、たくさんの面談依頼が殺到しておりますが、残念ながらすべてに対応する時間と環境が揃っておりません。

このような緊急事態宣言下において、面談の依頼が減ると思いきやその逆の展開になっております。

この状況が生み出す命の不安、将来の不安、金の不安、仕事の不安、そして、人間関係の不安が恐ろしいほどに増大しております。



以前のような生活にいつ戻れるのか?

なぜこのようなことになっているのか?

今後はどうなっていくのか?


今までにあまり受けたことのない相談内容が激増しております。


テレビやラジオや新聞、ネットでは命を守る行動を推奨し、外出を控えてテレワークをとのこと。

しかしながら、仕事をしなければ生活が出来ない方も少なくありません。

独居老人の方たちは感染リスクが高いということで外へ買い物にいくという普通の行動さえ恐怖を感じながらであります。

通院治療中の方たちも同様です。


コロナウイルスは身体を悪くするだけではなく、心をもむしばんでしまうという側面を持っていることは、すでにみなさんが感じていることだと思います。

皆さんから受ける多くの質問の三つに対して、私なりの見解を書きたいと思います。





今後はどうなっていくのか?


医療研究機関にいらっしゃる方からお聞きしたことを以下に書きます。

ウイルスというのは一定の性質を持たず、短い期間で変異するものである。そしてそれは人間や生物との親和性が高く、生物はそれを容易に受け入れやすい。今後も変異しながら生物との親和性を探っていくだろうということでした。
しかし、ウイルスとしては親和性を得た個体が死滅することは、自身をも死滅させてしまうことになるため、現在のような高い致死率が続くことは、可能性としては低いとのことでした。

今後は、感染増大と減少が続くだろうと予想しているようです。






以前のような生活に戻れるのはいつごろなのか?


これは分かりません。

コロナウイルスが収まったとしても、その影響は産業界、経済界、医療界、そして外食産業や観光業、エンタメ関連企業に大きな傷跡が残るでしょう。
その回復には、私たち個々の想像力と実行力、協力関係を強く築き上げていかなければばらないでしょう。

思い返してみれば、様々な企業の責任者の方、社長さん、オーナーさんから受けた相談に対し、今年の1月から2月の間に業務の改造、転換、
新規事業の精査などをお伝えし続けていたことが今回のことの予見であったのかもしれないと思っています。

資本主義国家で生きている私たちは、命を守る、生活を守るという行動をしようとするとき、どうしてもそこには「お金」が必要になります。

しかし、外出自粛、濃厚接触の回避には、仕事をしてお金を稼ぐということに制限をかけ、結果として生活費を欠くことになります。

国や都道府県は、国民の危惧する「お金」の問題の解決、支援に動いています。

ですので、そういう支援の情報に敏感になり、支援場所、施設などの情報収集をし、自分の大切な人たちへ伝えるという助け合いの行動を忘れないようにしましょう。

アベノマスクとか国民一人当たり10万円給付とか、そういう政策を推し進めていますよね。

批判の的になったりもしていますが、ここで議論をストップさせてしまうのは結局のところマイナスしか生まないのではないでしょうか。

まずは試してみて、まずいところがあったら改善していって、少しづつ出来ることを増やしていってみてはいかがでしょう。




なぜこのようなことになっているのか?


コロナウイルスの蔓延している意味を問う質問が多いです。

私自身が考えている答えは、「自然の流れのひとつ」として捉えています。

無謀な人間の行動を戒めるためだという方もいらっしゃるでしょうが、あくまでも自然の摂理のひとつとして捉えています。

「神はサイコロを振らない」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

アイシュタインが残した名言です。

その意味を簡潔にすれば、「すべては必然であり、偶然というものではない」という解釈でよいかと思います。

起こるべくして起こったことなのでしょう、きっと。


でもそれはウイルスの出現ということにのみであります。

そこから発生した経済不況、人心の乱れは自然の摂理とは関係がなく、これこそが人災ではないかと考えています。


神様のような偉大な存在が、今回のウイルス騒動という形で私たちへ課した試練があるとすれば、それはコロナウイルスとの闘いではなくて、

それに対してどう考えたか、どう動いたか、どう思ったかを問うことかもしれませんね。




医療関係者への差別的表現や行動。

感染リスクを抱えつつも、停滞させてはいけない流通に関わる人たち、販売に関わる人たちの頑張り。

そのほか、命を、生活をまもろうと奮起しているたくさんの方々に対して、改めて考え直していかなければならないでしょう。



今すぐにやらなければいけないこと、優先的に進めるべきことは何でしょうね。




近況報告です。

このような状況下、以前にも増して面談依頼が増えております。

すべてに対応できておりません。申し訳ないです。

かなり緊急である(心、魂が壊れそうになっている)ような状況にはできるだけ対応しています。


面談となれば濃厚接触になってしまう危険があります。面談自粛をさせていただいたのですが、どうしても心が落ち着かず、子どもにきつく当たってしまったり、家にいると落ち着かなくなってしまい精神状態が不安定になってしまっていたりという方たちからの相談にはできうる限りお応えしてはおります。

事務所への入室時には抗ウイウルス消毒剤の散布、マスクの着用、および、手袋などの着用もお願いしている状態です。

帰宅前には風呂に入ってからだを洗い流したあとで自宅に入っております。



この記事の締めくくりに…


今回のことで私たちが気づかなければならないことは、


他者を思いやる心


買い物をするとき、レジで並ぶ時、


「感染スルカモシレナイダロ。私にチカヅクナ。モウ少しハナレロ。」・・・ではなくて、

互いに感染させないように気を付けようという心がけが大切ですよね。


昨年、「あおり運転」という言葉がちまたに広がりました。

遅い車(おそらく制限速度を守ってるでしょう)の後ろから思いっきり接近してあおるわけです。


今回のコロナ騒動で、私たちは他者をあおってはいけない。



今こそ、相手を思いやる心を育てていきませんか。




パパ比嘉より


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