家族とうまくいかない・・・パパ比嘉一問一答

パパヒガ

2019年01月24日 01:00

皆様こんばんは。パパ比嘉です。





今回から新しいカテゴリーを作りました。

「パパ比嘉一問一答」


これまでたくさんの方々からメールをいただきました。

ご相談のメールです。

「遠方で沖縄まで行けないので、せめてメールで相談したい」

「時間がなく、面談しにいけない」


そんな皆様からメールで相談できないだろうかということがたくさん、たくさんございました。

しかしながら、その数は年々膨大になり、わたくし一人ではとても返信できない数になってしまいました。

できうる限り空いた時間に、メールで解決できそうな事柄に対し、なんとか返信をしておりましたが、

すべての方に出来ているというわけではございません。

そこで、たくさんのご質問の中らから多かったご相談について、

ブログの記事という形でお答えできればと思いましてこのカテゴリーを作成いたしました。

(ただいま面談予約で混みあっております。新規でのメール相談はお受けいたしかねますことお許しくださいませ)



では、今回のご相談について。


「家族とうまくいかない。どうしたら良いのだろうか?」

こういったご相談の中には、子育て(親子関係)についてが含まれていたり、嫁姑問題があったり、夫婦・パートナーとの関係だったりが含まれておりました。


ネットやスマホ、ゲームに時間を取られたり、仕事で家族との会話する時間がとれなかったり。

仲良くしようと思っているのに面と向かって話をするといつもケンカになってしまう。

してほしいこと、やってもらわなければ困るのにやってくれない。

生活が苦しいのにそれをわかってくれない。などなど、本当に家族問題の多さ、複雑さは年々増してきているように思います。


そういったご相談をお受けしたとき、いつも私がお聞きすることがございます。

それは・・・


〇 朝ごはん、昼ご飯、夕ご飯、どちらでも良いですが、家族皆で食べることはありますか?

〇 食事の時は楽しく頂いていますか・頂いた経験はございますか?

〇 「おはよう」「行ってきます」「ありがとう」「ごめんなさい」などのあいさつや謝罪、感謝の言葉を口にしていますか?


家族とうまくいかない・・・に対する一問一答

食事(同じ釜の飯を食う)の時間は家族との仲を取り持つ最上の瞬間であります。

挨拶、謝罪や感謝の言葉は、家族間の「流れ」をスムーズにさせていきます。



食事をするということは、生き物を殺生しているということです。

私やあなた様を生かしてくださるため、他の生き物がその命を奪われているわけであります。

そんな日々の食事をどうするか?

食事をどうするか?・・・言い換えれば、どうやって頂くか?


大切な命であるからして、静かに黙々と頂きましょう・・・。そういう食べ方もアリです。

実際、お坊さんの修行中の食事作法の中には、私語禁止、音を立てることも禁止といったことがあります。


ですが、静かに食べるより、楽しくおいしく食べてもらえたら良いのではないでしょうか。


「今日の給食(昼ご飯)は何だったの? 美味しかった?」

「このお魚、とても新鮮そうだったから買っちゃった!」

「やっばい! めっちゃ美味しい」

「ヤッバイ!めっちゃ・・・個性的な味!」「口に合わなかったときなど)

「今日ね、〇〇があってね、笑えたわよ!」


そうやって、家族でワイワイしながら食事をとることは、家族の中を取り持つことになります。

作るのが大変という方もいらっしゃいます。

食事の時がつらいという方もいらっしゃいます。

これはきっと、育つ過程の中で、楽しいご飯の時間を過ごすことが少なかった。または、

食事の時間が苦痛だった(厳しすぎるしつけ)のかもしれません。

親子でいっしょにご飯を作る時間というのは、最大最上の対話の時間になることが少なくありません。


食事を作る時、食べる時、片付けするとき。

この三つの時間を楽しめるように工夫することで、家族関係が良くなることが多いです。

付け加えると、材料を買う時間もですね。


家族とうまくいってないと感じたとき、食事環境がどうなっているのか。

客観視して感じてみてください。

そこに回復、再生のヒントがあると確信しております。



挨拶というのはもともと仏教で使われていた言葉であります。

弟子の様子を見るという形で行われております。


それを家族間でやることで何が見えてくるか?


それは、相手の具合や調子が分かるということになると思います。

いつも元気でおはようとあいさつしていた娘が、今朝は少しばかり声に張りがない。何かあったのか?

体調がおもわしくないのか。

何か職場(学校など)でイヤな想いをしているのか?

相手の様子に気づくことも出来てしまうのが挨拶です。

気が付いたらさりげなく聞いてみる。


「どうした・・・大丈夫か?」


この言葉だけでどれだけ心が救われるかわかりません。

気にかけてもらっているという想いは人を強くしたり、心をほぐしたりします。


期待通り、もしくは、期待以上のことをしてくれた感謝を口にした。

「ありがとう」という言葉を受けてイヤな気持ちになる人はあまりいらっしゃらないでしょう。

気分が良くなることが多いはずです。

「ありがとう」は互いの心の対流を円滑にしてくれるものです。

家族間の感謝の言い合いは、冷たくなっていた家族観のわだかまりを少しづつ崩していってくれます。

時間はかかるかもしれませんが、どうしても仲良くしたい、そうでありたいと思うのなら、その習慣を

根気強く続けていってみてください。

冷たい氷のようだった家族間のこだわりがすこしずつ溶けていくと思います。


そして、間違いや誤解が生まれたとき、悪いことしたなと感じたときは謝罪をする。

そして、なぜ誤りを犯したのか、どうしてこうなったのか。

自身の心に偽ることなく、しっかりとその要因を探し出し、受け止めていけるようにしたいものです。

要因が見つかったら、今度はそれを改善するように頑張ってみましょう。改めるべきところは改めていきましょう。


諸行無常・・・・

どんなこともいつまでも「同じ」であることはありません。

改善することもあれば、悪化するということもあります。「同じ」ではありません。

改善を選ぶか

悪化を選ぶか

改善するならます、どこをどう改めていくか?



もう一度書きますね。

家族とうまくいかない・・・・


そんな時は・・・


〇 朝ごはん、昼ご飯、夕ご飯、どちらでも良いですが、家族皆で食べることはありますか?

〇 食事の時は楽しく頂いていますか・頂いた経験はございますか?

〇 「おはよう」「行ってきます」「ありがとう」「ごめんなさい」などのあいさつや謝罪、感謝の言葉を口にしていますか?


以上の三つを思い出し、欠けていることはないかを探してみてはいかがでしょうか。


パパ比嘉よりみなさまへ


おやすみなさい。良い夢を!



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