人生を劇的に変化させるには・・・孟母三遷

パパヒガ

2021年11月30日 12:09

皆様 おはようございます こんにちは こんばんは パパ比嘉です

コロナ感染者が減少し始めてそろそろ一か月。
これまで停滞していた様々なことが進み始めようとしてきている兆しも見受けられ始めてきています。

気になるのは新たな変異株(オミクロン株)の発生。
これまでの注意を怠らず、もう少し頑張っていきましょう。


さて本日は、これまでいただいた依頼の中で、私が一番難しいと感じている事例について書きますね。

難しい事例・・・

「なかなかうまくいきません。あれこれやっているのですが変わらずです。どうすればいいでしょうか?」


人生には時として、様々に努力をしているはずなのに事態が好転しない、進んでいるように感じられないということが多々あります。
周りから見たら改善、前進しているように見られていても、自分自身がそう思っていない、感じていないということがあることも事実。

人は自分を客観視するのが苦手なのではないでしょうか。
かくいうわたしもその一人。自分自身を冷静に、ひいき見せずに見る・知るというのは恥ずかしいものであったり、弱点や欠点を見なければならなかったりで、どうしても避けてしまいがちですよね。

そして、それを先延ばししているとやがては・・・




時間はどんどん去っていき、気が付けば「立往生(たちおうじょう)」

「立往生(たちおうじょう)」とは・・・

1 立ったままの姿勢で死ぬこと。立ち死に。「弁慶の―」

2 その場に止まったり途中で行き詰まったりしたまま、処置のしようもなく、動きのとれないこと。「吹雪で汽車が―する」「壇上で―する」


あぁ・・・いやな言葉ですわ。うん。

すいません。


わたしもかつてですが、うまくいくかもしれないと思っていたのに、なかなかどうして前進しないという経験をしたことがあります。
なんとか好転させようとあれこれ頑張りましたが、やがて体調悪化。
心は元気なのですが、身体が悲鳴を上げてしまいました。

そこでわたしはすぐに動きました。

身を置く場所(土地や建物)、環境(組織、コミュニティ)に見切りをつけ、早々に転換したわけです。


この行動を起こすときに参考にしたのは、古代中国の偉人である孟子お母様の行動でした。


孟子とは・・・

[前372ころ~前289]中国、戦国時代の思想家。鄒 (すう) (山東省)の人。名は軻 (か) 。字 (あざな) は子輿 (しよ) 。仁義王道による政治を説き、自ら孔子の継承者をもって任じ、性善説・易姓革命説を唱えた。後世、「亜聖 (あせい) 」と称される。



その孟子のお母様がとった行動で、孟母三遷というのがあります。


孟母三遷とは何か・・・?




《「古烈女伝」母儀・鄒孟軻母から》孟子の母は、はじめ墓場のそばに住んでいたが、孟子が葬式のまねばかりしているので、市場近くに転居した。ところが今度は孟子が商人の駆け引きをまねるので、学校のそばに転居した。すると礼儀作法をまねるようになったので、これこそ教育に最適の場所だとして定住したという故事。教育には環境が大切であるという教え。また、教育熱心な母親のたとえ。三遷の教え。



この話では「教育」が大事であると説いています。
この時代での教育というのは、現在のような、いわゆる「国語、算数、理科、社会」というような体系的なものではなくて、
どちらかというと、哲学的、文化的、戦略的、実生活的なことの学びが多かったようです。

宗教からの学び(仏道)だったり、詩を作る創造力であったり。
音楽や歴史、そして兵法であったり。
その他、薬学や医学、農学などもあったことでしょう。

しかし、この記事でわたしが書きたいのは、そういう勉強をせよということではなくて、

環境を変えようということですね


例えば、とても悪口の多い職場で勤めているとします。
給与も満足とまではいかなくてもなんとか暮らしていける程度を貰っていて、
そういう悪口を無視するか、避けたり、無視したり・・・。
もしくは、自分自身もその悪口に加担することでいじめや差別を回避できるからしかたなく・・・、という感じ。
なかには、それを変えようと頑張る場合もありますが、そういう環境が長く続く組織には

 
変化を生まない安定


・・という、変化することを好まない、受け入れにくい状態が構築されていて、
簡単には変えられないという厄介な状態に陥ってしまっていることがあります。


そんな状態から抜け出す一番の方法で、しかも自身の決断一つあれば出来るのが

そこから抜け出ること。


そこに残ることで予見される未来が、

今の自分にとって受け入れられるのか?

10年後の自分の状態が、今までと変わらずにそのままであるとしたら・・・



まぁ、この記事は、わたくし自身にも強く言い聞かせることでもあるわけです。


新たな冒険には勇気が必要ですよね。

わたしも皆様と同様に、一緒に大きな好転をしていきたく思っております!ハイ





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