「自殺」についての相談メールがありました。

パパヒガ

2018年07月13日 00:14

皆さままこんばんは。未来創造のお手伝い・・・パパ比嘉です。


今日の記事は賛否両論あると思います。

読んで不快になられたら本当にごめんなさい。



先日の記事・・・
2018/07/11


この記事をお読みいただいた方から、ご質問のメールがございました。

今日の記事はそのことについてすこし書いてみたいと思います。

※ 個人の特定ができないように書きます。









質問内容はとてもストレートでした。

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「自殺した人は成仏できないと聞きました。

自殺するとずっと地獄で苦しむのですか?」


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このご質問された方と同様に、過去に同様な問題を抱え、

悩みぬいて苦しんで、

多数の方が私のところへ相談にいらしてくださいました。


夫が、妻が・・・

父が、母が・・・

息子が、娘が・・・

知人、友人が・・・・



皆さん、怒りと恥辱に苦しめられていました。


「何で相談してくれなかったんだろう」

「まさか、自分の身内がこんなことになるなんて。世間に知られたくない」

「救えなかった・・・」



そういうご依頼者さんがいらしたとき、私はいつも同じことをお伝えしています。


「大丈夫です。救われます。一生地獄ということはありません。」


今回のご質問いただいた方にも、同様なお伝えをいたします。


私は「救われる」とお伝えさせて頂いてます。

「成仏」とはまたすこし違います。

「成仏」は、どんな亡くなり方をしても、必ず成仏はします。


こういう結論をわたしが出しているのは、

私がこれまで歩いてきた道のりの中で学んだこと、

経験したことを軸にしております。



ただやはり、通常の「死」とは違います。

親から頂いた命を自らの手で終わらせるということは、

生んでくれた親への最大の不幸であります。

たとえどんなに悪い親であったとしても、この世に人として生んでくれたご恩に対し

大きな罪を犯してしまうからです。


ですから、亡くなった後には少なからず、苦難はします。



ここで少し話は変わります。


まず最初に、私は仏教的な視点でお話しをさせて頂いてます。

事務所にも、「不動明王」「聖観音」「阿弥陀如来」「大日如来」の仏像がございます。

その他、「釈迦如来」「薬師如来」「阿閦如来」「千手観音菩薩」「弥勒菩薩」

「虚空蔵菩薩」「勢至菩薩」「文殊菩薩」「普賢菩薩」「地蔵菩薩」の13仏を祀っております。


それぞれお役目があります。

今回は「地蔵菩薩」についてお話しさせてください。

地蔵菩薩ときくと沖縄ではあまりプピュラーではありませんが、

本土ではあちこちに祀られている、とても身近な菩薩さまです。

地蔵菩薩様は、地獄で苦しむ者であっても、その大いなる慈悲の心でお救いくださる方です。

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さて、亡くなった人がまず最初に行くのはどこか?

極楽か地獄か?


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仏教的視点からお伝えすると、

人は亡くなったら必ず一度は「地獄」へ行きます。

たとえ、生まれたばかりの赤ちゃんであっても・・です。

そこで審判を受け、極楽へ行くか、もしくは六道という輪廻転生の世界へ向かいます。

六道とは、地獄界、畜生界、餓鬼界、修羅界、人間界、天界の六つの世界です。

地蔵菩薩(お地蔵さま)は、どの世界にも行き来が出来、慈悲の心でお救いになります。


生まれたばかりの赤ちゃんがなんでそうなるのかとお思いでしょうね。


私も初めてこれを学ばされた時は、反発しておりました。

ですが、生まれたばかりの無垢な赤ちゃんであっても、大きな罪を犯してしまうんです。

それは・・・

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十月十日の間大変な想いをして

頑張って生んでくれた母親に対し、

母親より先に死んでしまうことは、

大きな悲しみを母親に与えてしまうからです。

それが、親不孝という大きな罪になってしまいます。

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それが大罪となって、一度は地獄へ行ってしまいますが、地蔵菩薩様の慈悲の心が動き、

しっかりと地獄から引っ張り出してくださいますからご安心を。




話を元に戻します。


自殺された方もいちどは地獄へ行きます。

ですが、地蔵菩薩様のご慈悲でしっかりとそこから引っ張り出してくれることがあります。


ただし、自殺というのは親兄弟姉妹、家族を苦しめてしまうため、

地獄から抜け出すのには相当な供養をせねばなりません。


その供養が一番大事だと思います。


念仏をするだけではなく、遺された遺族の方がしっかりと生き抜き、

後追い自殺する者を出すことなく、

生きて生きて生き抜くことが供養となり、

自殺者を地獄から救うことが出来ます。



供養という文字に注目してみましょう。


一般的には、何かしらのお布施をしたり、念仏をしたり、供物を捧げたりというイメージでございましょう。



供養と言うのは、


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供に 養う

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故人の方だけでなく、残った方もしっかりと、

一緒に養われる(元気で健康に過ごす)ことであると思います。



自殺遺族の方は、とても大きな劣等感を抱えることが多く、

前向きな姿勢で生きていくことがなかなか難しい。


しかしそれでも、生き抜いていくことが、大事な大事な供養になると信じております。


各々の自殺の理由や状況によって供養の形はすこし変化はありますが、


基本は一緒です。



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「自殺した人は成仏できないと聞きました。

自殺するとずっと地獄で苦しむのですか?」


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このご質問に対して、私は以上のようにお答えさせて頂いてます。



本文は、これから自殺しようと思っている方にとって自殺への安心感を産むかもしれません。

ですが、ひとつだけ最後に・・・


お釈迦様が自殺者を助けた逸話について書いておきます。

この話は、自殺をしようとした人に、その後はどうなるのかを説いたお釈迦様の話です。




むかし、河のほとりで衣服に石を入れている娘がいたそうです。

お釈迦様はその娘を見、自殺はするなと止めたそうです。

娘は、なぜ自殺をしてはいけないのですかとお釈迦様に質問しました。


お釈迦様はたとえばなしを用いて答えました。



あるところに、車を引く牛がいた。

村から村へ、物資を乗せる車を引っ張る牛。

あるときその牛は、車を引くのがイヤになり、

わざと車をぶつけて壊してしまった。

車がなくなったので、牛はしばらく安楽に暮らしていた。

「しめしめ、ようやく楽になれたわい」

牛はそう思っていた。


ところが、牛の飼い主は、前の車より頑丈な鉄の車を発注していた。

車が完成して牛の主に届けられ、牛はまた車を引いていかねばならなくなったのだが、

鉄で作られた頑丈な新しい車は、以前の車より何倍も重かった。

牛は思った。

「こんなことなら、前の車の方が良かった。」

どれだけわざと車をぶつけても、その鉄の車は壊れることなく、

牛は死ぬまでその重い車を引かねばならなくなったという。



ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

長文・駄文をお許しください。


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