我が人生に悔いはなし・・・か?

パパヒガ

2013年11月19日 16:37

せいいっぱい、思いっきり生きたぞーーー

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以前、知り合いの告別式に行ったときのことです。

90年近く生きてきたその方は、戦争で家族を失うも必死で生き抜き、家族を養い、最後はあっという間に逝ってしまいました。

告別式にはほんとうに沢山の方々が弔問に訪れ、ホントにびっくりしましたね。

自宅での告別式だったのですが、自宅を中心とする半径500メートルの空き地や駐車場が全て埋まり、路上駐車の整理係が汗だくで車を誘導していましたね。

まぁ、故人も外で弔問客一人ひとりに挨拶してましたが・・・


故人はお金持ちというわけでは決してありませんでした。

生活は質素であり、外食をしたという話を奥様から聞いた覚えもありませんでしたね。

自宅のは畑を作り、季節の野菜作りにせっせと励み。

日が落ちたらテレビを見て、眠くなったら寝る。



質素ではあったけれども、いつもこの家には誰かが遊びに来てましたよ。

奥様はつまみをだして接待する。満面の笑顔でね。


「家が明るくなるから、お客さんは大好きさーーー。」



現役時代は運送業をし、子供達を独立させて・・・(一人はまだ嫁をもらってなかったな)。


いつも子どもと妻と仲間達の自慢をし、会うたびに「いい嫁はいないか」と、毎回毎回尋ねてましたよ。



焼香を済ませ、故人宅を後にしようとした時・・・「ヒガさん。今日はありがとう」


故人の声が後ろから聞こえてですね・・・、思わず振り返ってしまったんです。


そしたらば、故人と目が合いましてね・・・


「あれーーーーー、ヒガサン・・・・アンタはそういう人だったのねーーー」


周りの「」があります。私は小さくコクンとうなずきましたの。


するとね・・・・


「ヒガサン、お願いがあるさーーー、息子に嫁紹介してちょうだい!」



生前から「我が人生に悔いはナシだよ、ヒガサン」と言っていたのにねーーー。


しかし、亡くなっても親だよね。


最後まで子どもの心配するんだから・・・(笑)

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