見せかけの開運
幸せは、キチンとした「柱」があったればこそ。
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テレビでは心理学を応用した番組が人気ですね~。
本屋さんにも、心理学を使って幸せになるという本が溢れてます。
批判はしません。
ただ、それが「幸せ」になるための「カギ」ではないことを言いたいです。
幸せという感覚は、数値で表せることが難しいです。
人それぞれですよ。
不安がなくなった。仕事の効率が上がった。コミュニケーション力がついた。度胸や勇気が出た。家族愛が増えた。
健康的になった。
でもね、これらの本はいわゆる「知識」です。
本を読んだからといって「幸せ」になることは決してありません。
今よりも違う「何か」を変えなきゃならないです。必ず。
本で得た知識に納得し、「行動」しなければなりません。
逆に言うと、納得出来なかった内容に関しては「行動」しにくいことになります。
さて、この「納得」というのが最大の難関であり、不幸を呼び込んでしまう原因にもなります。
簡単に言うと、「納得」なくして「幸せ」なし なんです。
全てにおいて納得いく説明がないと動かない。
今から40年ほど前、厚生省は、妊婦さんに手渡す母親手帳に、小冊子をつけて配布しました。
そこに書いてあったのは「最新の育児の手引き」でした。
「あなたの大切なお子さんを、立派な自立した人間にしたいのならば、抱っこはあまりしないで下さい。抱き癖がつくと、自立が遅くなりますから。」
さて、その知識に納得させられ、その通りに育てた結果、何が生まれたか?
愛情不足な大人達が量産されてしまいました。
現代の「最新」の科学は、あの40年前の知識を完全否定しています。
こどもは出来るだけ抱っこしてあげて下さい。
親子関係が良好になりますから。
拝み事において、「納得」してからじゃないと拝みは出来ないのか?
だとすれば、「納得」する理由はだだひとつでしかありません。
この世に生まれてくる事が出来、そして、なんとか今まで生きてこれて…
ありがとうございます。
感謝してます。
納得する理由がどうしても必要というならばこれしかないです。
実は一番大事にして、最大の見落としとも言えるでしょう。
お彼岸やお盆、シーミーやウマチー。
祈る言葉が少し違えど、基盤となる「柱」は同じ、「感謝」の念。
感謝するにも納得したいとおっしゃるか?
そのために必要なのが「柱」です。
人間の生きる道としての「柱」です。
私はこれを「軸」と言ってます。
この「軸」なくしては、本当の意味での「幸せ」は訪れないんじゃないかと思ってます。
来年、この「軸」を中心とした、学びの場を提供するための組織作りを計画しています。
拝みが、個人の幸せのみを願って存在するものではないことも理解出来るでしょう。
それよりも、人が楽しんで生きていくための方法。
苦難を乗り越える方法。
家族を、学校を、仕事場を。
もっと正しく生きる道を学んで生きましょうよ。
まずは、風邪を早く治さなきゃね~。
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