開運ウガン

パパヒガ

2014年01月29日 15:22

二段飛び越し、三段飛び越し・・・タブーなんですが・・・。



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ウガンするときの注意。


通常、というか、ユタ修行している時のルールとして・・・。


ウガンをする場所神様御先祖様仏様ウタキ様・・・その他諸々の神さまへウガンするときに、順番を重んじます。

自分にとって身近な御先祖様から始まって、地域のウタキ、地域の大御先祖(根家)、ほんで村を守る神様(ムラユチン)・・・沖縄を守る神様(国ユチン等)という風に順番があります。


でもですね、地域、根家、ムラユチンのウタキ、ウガンジュが「無い」場合がココ最近目立ちます。

「場所」はあったとしても、「ソコ」にはいらっしゃらなかったり、「ソコ」にいらっしゃるのだけれども、もう誰も祀っておらず、雨ざらしになっていたり・・・。

誰も参らず、雨ざらしの荒れ放題になってしまっているウタキやウガンジュは、まず「復興」させなければなりません。

「復興」はかなりの時間と労力、人力が不可欠です。

復興させるにも、そこが民家の敷地になっていたり、でっかいマンションが立っていたり・・・。

さぁ、こうなるともう大変です。
一人でやることも可能ですが、そこには回りの人の、「あぁ、頑張って復興してくれてありがとう」っていう思念が必要。


回りの人々の、「何やってんだ、アイツは。頭おかしいんじゃないの」などの雑思念が復興中にはいったらばそりゃ大変。

振り出しに戻ったり、か~な~りの時間がかかったり。

それ「言霊」自体が「生霊」みたいなモンになり、復興を妨げますのよ。



私の場合、ウガンの順路に「生き身」の思念が入るリスクが多いなら、あえて「段とび」をします。

例えば、ある家族が霊の障りを受けている。

本来なら、先祖に供物を捧げて「生まれてこれた感謝」を伝え、そのうえで地域の神様へ御挨拶をとり、力を貸してくださいと願うところです。

しかし、先祖を祭る仏壇の持ち主が、こういった「ユタごと」(ウガン)に対して偏見があったらば、その場でもう「生き身」の思念が入るんです。

「何やってんだ、いったい・・・。」


順番は大事であると私は認識しています。


しかし、時代がその順番を妨げる。



「神様・・・、こういう世の中をなんとか変える。御先祖への感謝、地域の神々への感謝の気持ちをまた持ち直すよう頑張ります」


そう、常々想いながら。神々に訴えながら「段飛び越し」をやっています。


こういうタブーに対し、大反論する方が多いと思います。

すみません・・・。


早く順番が守れますよう、科学的世界の顔をもうひとつ持っている私が、毎日啓蒙活動にいそしんでます。


いつか来てほしい。


お正月前などの祭事の際。地域のヒヌカンやウブガー。ワクシンや根家にて、「感謝」の想いを伝える人々がいっぱい増えることを・・・。

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