ジュウルクニチー
沖縄の伝統・・・あの世のお正月
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ジュウルクニチーは本当に忙しいです。
生きている人も亡くなった人もてんやわんやでございます。
また、昨年亡くなった方の場合は「ミージュウルクニチー」と言って、身内だけでなく、親戚縁者、向こう三軒両隣、知人友人顔見知り。
告別式のごとくであります。
今日は午前中に一件、鑑定依頼がありましたが、依頼者さんのうちへ行く道すがら、数件の緊急電話が入りました。
「線香の本数なんですが・・・」
「ウチカビは何枚でしょう」
「ウサンミは7品がいいですよね?姑は5品でもいいよと言ってるんですが・・・」
私が言ったのはほぼ同じ一言です。
「一番年上の方の言う通りにしましょうね!それで大丈夫ですから。」
こういう日はみんなイライラしてます。ちゃんと揃っているか、大丈夫か?
線香の本数が間違っているだとか、ウチカビが少ない、多いだとか・・・
仏壇の前でそういう「争い」はしてはいけませんよ。
御先祖様は、みなさんの笑顔を見に来てます。ケンカするのを見に来てはいません。
本数だとか、枚数だとか、足りない分は「言葉不足、香分不足はお許し下さい」って言ってくださいな。
普段からゆっくりと「拝み」に関して話し合いするならいいですが、こういうときに限ってワイワイ言うのは良くありませんよ。
僕はそう思います。
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