「通ってる?」「通ってない?」ウガン

パパヒガ

2014年02月21日 01:03

心配よね~

あちこちのウガンジュやウタキに行っての拝み・・・。ヒヌカンやヤシチヌウガン。

通ってる? それとも通ってない?

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ウガンをする時に誰もが気になること・・・それが・・・。

このウガンが神様、仏様、御先祖様にキチンと伝わっているかどうか、通っているかいないかですよね。

さてと・・・


今回はメチャメチャ波紋を呼ぶか? それとも・・・なるほど~ってなるか!


一般的に、ウガン(拝み)をする時の注意点として・・・。

〇 ウガンをする場所(ウタキ、ウガンジュ)が当たっているかどうか?

〇 供物(線香、ウチカビ、シルカビ、ビンシー、ウサンミ等)が足りているか否か?

〇 ウガンするときの言葉(グイス)がキチンと言えているかどうか?


場所の選定は大事です。 でも、それ以外はカンペキにこなすのが難しいですね。

でも、心を込めて(古臭いかもしれませんが)祈ることで、この部分は大丈夫でしょう。(ただし、グイスの中でかなり重要な部分はあります)


でも、ここに欠けていることがあることを御存知ない方が多いです。



それは・・・ウガンをする人のこと!


これがとても重要であることをかなりの方が知りません。


私の伝えている「軸」を中心に考えたとき、そこに答えが見えてきます。
ウガンをすべき人も、以下の考え方を適用することで、「誰が」行ったほうがいいのかが理解できるハズです。

◎ 親を大切にしなさい(先祖も含む)

◎ 年長者を尊敬しなさい(年下でも能力の秀でた者は、年長者として敬う)

◎ 子どもや孫をきちんと教育しなさい

◎ 故郷を大事にしなさい

◎ 自分の運命に従いなさい(運命を悲観することなく受け入れ、そこから進みなさい)

◎ 悪いことをしてはいけない

(上から優先順位)


事例を使ってお話しましょう。


事例1

30代既婚女性(次女)からの鑑定依頼

実の兄弟姉妹の仲が悪く、正月、お盆も実家に集まらない。両親とも高齢であり、もう心配かけたくない。
なんとか仲良くなるための方法はないかという相談でした。

彼女は、拝みを入れたら解決するんじゃないかと考えていましたね。大変素晴らしく、ありがたいことです。感心します、優しさに頭が下がります。

さて、一見すると、親兄弟想いのように感じます。ですが・・・

これは間違い。

まず、彼女は既婚であり、別の家へ「嫁」としての立場で嫁いでいるということ。

実家のことを心配するのは理解できます。

しかし、嫁ぐということは、御主人の家に入るということ。

ですので、実家の心配事でウガンを入れるのは控えた方が無難です。

まずは、拝みの前に「軸」を基本にしての話し合いです。家族の長は間違いなく親です。
ですので、親から子へ・・・兄弟姉妹の和合を教え諭すのがベストです。
何故兄弟姉妹のいさかいがダメなのかを切々と説き伏せなければなりません。
解決をすべきはやはり親であり、親はいつまでも子供にとっての教師であり続けなければなりません。
また、長兄、長姉と共に話し合うのもいいでしょう。

しかし、話がこじれてしまう。人事は尽くした。

ココデ初めてウガンが出てくるのです。


こういう場合、誰がやるべきなのか?

基本は御両親がやるべきです。

でも、御両親にそういう意識や力がなかった場合、次にまとめあげなければならない人物は、兄弟姉妹の中で、一番の年長者(家を継ぐ者)がやるべき。

先ずは親・・・次に年長者(後継者)・・・なのです。


さて、この30代女性の出来ることといえば・・・。

〇 親御さんに、今回の兄弟姉妹ケンカの仲裁をお願いする。仲裁がダメなら、御両親が拝みをする。

〇 それがダメなら、お兄さん(年長者。または、家を継ぐもの)。お兄さんがダメなら、お姉さん。どっちかが拝みをする。(グイスに注意)

〇 上記二つの方法がダメならば、グイスに注意して依頼者が拝みをする(詳細は要相談)




事例2

40代既婚男性(次男)

自分は信心深く、妻も同じであり、ヒヌカンや拝みごとを大事に考えている。
だが、実家の両親や長男夫婦はまったく信じていない。実家の運気が下がっているのは拝みが足りないからだ。
だから、自分が実家や長男の分も拝みをして、運気を上げてやりたい。

大変素晴らしく、ありがたいことです。感心します、優しさに頭が下がります。

しかし、ココにも間違いが潜んでいます。

今回は「拝みをする人」について話しているので、次男さんがやるのは間違いです。

ココはやはり、実家の両親がやるべきなのです。その次に長男夫婦です。

父母は大切にしなければならない。年長者を大切にしなければならない。

次男さんの温かい志は素晴らしいです。でも、親の分(身分)、年長者の分を超えてはいけません。

拝みの大切さ、素晴らしさを、今一度キチンと伝えてみた方がいいです。

でも、それでもダメな場合は長男に説明します。

ここで失敗しやすい例として、「拝みをするから幸せになるんだ」という考え方は間違いです。

「拝みとは、御先祖への感謝であり、こうやってなんとか暮らしていけていることへの感謝である」ということを伝えるのがベストです。
実際そうです。

以前からお話しているように、拝みは「欲」を満足させるためのモノではありません。

人事を尽くして、それでも足りない分のお願いをするものです。

「一生懸命働いてます。家族のためにと頑張ってます。そこで、私に足りない部分(善き人との巡り会わせ、幸せな道のり道筋の巡り会わせ)を与えてください。」


しかし、あまり強く説き伏せようとしてはいけません。
人はそれぞれの考え方を持っています。無理強いは、返って親御さんや年長者を大切いしないことでもあります。

どうしても親御さんや御長男さんに理解が得られないならば、グイスに注意して拝みをします。


さて、今回はココまで。

拝みをすべき人以外の人が拝みをしたい場合、しなければならない場合。注意すべきはグイスです。



「本来ならば、私の親(または年長の後継者)が拝みを入れるべきですが、事情(信心がない。話を聞かない)があります。
分(身分)を飛び越してのお願いになりますことをお許し下さい」(簡略)



上記の「軸」を意識して生活し、向上させていっている方ならば理解は早いと思います。
まずは親、次に年長者。

子供は常に親の背中を見て育ちます。ですから、親というものは教師なのです。

もしも、あなたのご両親が「軸」から大きくハズれてしまっているならば、祖父母の「子や孫への学ばせ」に不足があった可能性が大です。

そんな時、無理やりご両親を改心させたりするのではなく、あなた自身が「軸」を持って生きていくことが一番いいでしょう。



「親兄弟の不幸せ」が、あなた自身の幸せを邪魔するという考え方はナンセンスです。

あなた自身が幸せとなり、それを回りに影響させていくのがベストなのです。


「軸」をブラせて考えると無理が生じます。複雑になります。

物事は単純で、明快で、そして短期で解決するものです。


大事なことを忘れなければ・・・。


私はそう考えています。


※ 文中にもありますように、考え方は人それぞれです。今回の記事で不安を感じられた方もいらっしゃるかもしれません。
  拝みについての考え方も、神人やユタさんによって様々です。全てを否定はしません。
  拝みする時の志を正しくすることだけはとっても大切だと思います。
  ホンモノの神人、ユタさんは、常に皆様に幸せが舞い降りてくることのみを考えております。
  

最後に・・・

基本的に、神様、仏様、御先祖様は、通っているとか通ってないとかで「罰」を与えたり、「運気」を下げたりはしません。

「お前、拝みが間違っているから病気にしてやる」とか、「供物が足りないからお前の話は聞かない」とか。
「お前が来るのは違うだろ、先輩を連れて来い」などないですからね~。

「幸せになってくれよ~」って、常に思ってますから~!!!

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