2017年10月19日
未来を想像できないんです・・・
「夢や希望がない状態で、私は死んだほうが楽かと思うのですが・・・」
相談にいらした方の息子さんから出た言葉でした。
この言葉を聞いてお母様はとても悲しんでおりました。
中学、高校をなんとか卒業し、就職活動を始めてつまづいた彼にとって、今まで何を目標に生きてきたのかがなんとなく
分かる気がします。
彼と一対一で話した時、彼はこう言いました。
父がやっていて仕事を継ぎたい。
父親は自営業をしていたのですが、病気を患って他界。
事業は他者に引き継がれました。
次代の代表者は少しばかりワンマン。
彼がその事業につくまでになんとか会社を大きくすると言っていたにもかかわらず、
いざ彼が就労可能となったとき、彼の居場所はもうそこには準備されていなかった。
夢も希望も失った彼は、自宅に引きこもってしまったのです。
この話は、当事者家族にお許しを得て書いております。
実際に面談にいらしたとき、この親子はとても丁寧なあいさつをされ、とても礼儀正しい方たちでした。
話の途中途中で息子さんの様子に違和感を感じはしましたが、小一時間ほど話を聞かせていただいておりました。
「これからどうしたらいいか」についての話になったとき、私はこの親子にこう言いました。
「お二人さんにとって夢はありますか?」
そうすると、お二人そろって「お金持ちになりたい」というお言葉。
これはとても素晴らしいことです。しっかりとした自身の意見を持っているのは正しい。
そして次にこうお伝えしました。
「では、どうやればお金持ちになれますか?」
お二方とも腕を組んでうなります。
その間も、息子さんには「とある違和感」を感じます。
息子さんの違和感というのは、話の最中にふと視線が「ずれる」のです。
イヤ、だれだって人と話すとき、ずーっと相手の目を見て話すということはあまりありはしませんが、
息子さんの場合はそうじゃなく・・・「気が散っている」ように感じるのです。
でも、しっかりと話は聞いている。理解している。
私は質問を変えました。
「あなたは本を読むことは好きですか?」
「今まで友達だと思っていた人に、突然に縁切りされるようなことはありませんでしたか?」
「本を読もうとすると、最初に数ページで頭が痛くなって読めなくなります。マンガは好きですが、まわりがうるさいとダメです」
「友達は・・・友達になろうと話はしますが、うまく出来ませんでした。」
息子さんの母親は、何かしらの霊障があると思って私のところにいらしておりました。
他の霊能者さんやユタさんにも訪問していたそうです。
私はもうひとつ質問をしました。
「未来を想像できますか?」
・・・「まったく出来ないです。考えようとすると頭が真っ白になります」
私はほぼ確信しました。
彼は霊障におかされているのではなく、「発達障害」の可能性が高いことを。
このことをお伝えし、医療機関を受診したことがあるかをお聞きしたところ、それはないとのこと。
また、お母様ご自身にも、息子さんと似た経験をお持ちとのこと。
「発達障害・・・自閉症スペクトラム障害・・・アスペルガー障害」
これは遺伝をすると今の医療では伝えられています。
この障害の特徴は、「想像力の欠如」、「他者の気持ちを察することが難しい」、
「意識の集中はしているが、たくさんの情報が一気に押し寄せてくる」
その他さまざまあります。
追加の質問をしたところ、体温調節がうまくいかない。汗をかきにくい。スーパーやデパート等、騒がしいところが苦手。
霊障と思い、あちこちで拝みをしたそうですが良くならない。
医療機関で受診をし、「アスペルガー障害」の判定を受け、そこからまた少しづつ改善のお手伝いをしました。
「想像力の欠如」は、自身の未来構築。将来設計も困難です。
ですが、「今」を元気に、有意義に生きることを指針とすれば、自然に未来は開けていきます。
事実、彼と出会って二年たった今、彼は将来の自身の道を見つけ、そこに猪突猛進しております。
この親子が輝く未来へ進んだスタートは、「お金持ち」になるための第一歩は・・・
「楽しくご飯食べる方法」を始めてからでした。
これがどれだけ先祖供養になるのか、親孝行になるのかを。
そしてそれが自身の未来にどう影響するのかをお話しし、毎日しっかりと行動してもらっただけ。
先祖の力があがっていけば、周りにいらっしゃる方々の先祖の力も上がってゆく。
そして、結果として、周りを巻き込んで幸せになっていく・・・だけ。
「未来を想像して生きる」のは大事。
それに加えて、「今をどうやって具体的に生きていくか」もさらに大事。
未来をステキにするために、今を生きる・・・・
ちょっとだけ言葉を入れ替えて、すこし変えて・・・
未来をステキに想像するのをやめたら、今がどういう状態かがハッキリ見える。
今の状態を把握する。
私が提唱している「六徳学」のひとつにこれがあります。
今の状態をしっかりと見極め、それを受け入れる。
受け入れて、改善すべきところは改善する。
さて、そろそろ面談準備にはいらねば・・・
今から掃除して、ゴミ捨てして・・・
あぁ、間に合うか?
現状把握は大事です。
以上、パパ比嘉でした。
今日も皆様に幸あれ!!!
相談にいらした方の息子さんから出た言葉でした。
この言葉を聞いてお母様はとても悲しんでおりました。
中学、高校をなんとか卒業し、就職活動を始めてつまづいた彼にとって、今まで何を目標に生きてきたのかがなんとなく
分かる気がします。
彼と一対一で話した時、彼はこう言いました。
父がやっていて仕事を継ぎたい。
父親は自営業をしていたのですが、病気を患って他界。
事業は他者に引き継がれました。
次代の代表者は少しばかりワンマン。
彼がその事業につくまでになんとか会社を大きくすると言っていたにもかかわらず、
いざ彼が就労可能となったとき、彼の居場所はもうそこには準備されていなかった。
夢も希望も失った彼は、自宅に引きこもってしまったのです。
この話は、当事者家族にお許しを得て書いております。
実際に面談にいらしたとき、この親子はとても丁寧なあいさつをされ、とても礼儀正しい方たちでした。
話の途中途中で息子さんの様子に違和感を感じはしましたが、小一時間ほど話を聞かせていただいておりました。
「これからどうしたらいいか」についての話になったとき、私はこの親子にこう言いました。
「お二人さんにとって夢はありますか?」
そうすると、お二人そろって「お金持ちになりたい」というお言葉。
これはとても素晴らしいことです。しっかりとした自身の意見を持っているのは正しい。
そして次にこうお伝えしました。
「では、どうやればお金持ちになれますか?」
お二方とも腕を組んでうなります。
その間も、息子さんには「とある違和感」を感じます。
息子さんの違和感というのは、話の最中にふと視線が「ずれる」のです。
イヤ、だれだって人と話すとき、ずーっと相手の目を見て話すということはあまりありはしませんが、
息子さんの場合はそうじゃなく・・・「気が散っている」ように感じるのです。
でも、しっかりと話は聞いている。理解している。
私は質問を変えました。
「あなたは本を読むことは好きですか?」
「今まで友達だと思っていた人に、突然に縁切りされるようなことはありませんでしたか?」
「本を読もうとすると、最初に数ページで頭が痛くなって読めなくなります。マンガは好きですが、まわりがうるさいとダメです」
「友達は・・・友達になろうと話はしますが、うまく出来ませんでした。」
息子さんの母親は、何かしらの霊障があると思って私のところにいらしておりました。
他の霊能者さんやユタさんにも訪問していたそうです。
私はもうひとつ質問をしました。
「未来を想像できますか?」
・・・「まったく出来ないです。考えようとすると頭が真っ白になります」
私はほぼ確信しました。
彼は霊障におかされているのではなく、「発達障害」の可能性が高いことを。
このことをお伝えし、医療機関を受診したことがあるかをお聞きしたところ、それはないとのこと。
また、お母様ご自身にも、息子さんと似た経験をお持ちとのこと。
「発達障害・・・自閉症スペクトラム障害・・・アスペルガー障害」
これは遺伝をすると今の医療では伝えられています。
この障害の特徴は、「想像力の欠如」、「他者の気持ちを察することが難しい」、
「意識の集中はしているが、たくさんの情報が一気に押し寄せてくる」
その他さまざまあります。
追加の質問をしたところ、体温調節がうまくいかない。汗をかきにくい。スーパーやデパート等、騒がしいところが苦手。
霊障と思い、あちこちで拝みをしたそうですが良くならない。
医療機関で受診をし、「アスペルガー障害」の判定を受け、そこからまた少しづつ改善のお手伝いをしました。
「想像力の欠如」は、自身の未来構築。将来設計も困難です。
ですが、「今」を元気に、有意義に生きることを指針とすれば、自然に未来は開けていきます。
事実、彼と出会って二年たった今、彼は将来の自身の道を見つけ、そこに猪突猛進しております。
この親子が輝く未来へ進んだスタートは、「お金持ち」になるための第一歩は・・・
「楽しくご飯食べる方法」を始めてからでした。
これがどれだけ先祖供養になるのか、親孝行になるのかを。
そしてそれが自身の未来にどう影響するのかをお話しし、毎日しっかりと行動してもらっただけ。
先祖の力があがっていけば、周りにいらっしゃる方々の先祖の力も上がってゆく。
そして、結果として、周りを巻き込んで幸せになっていく・・・だけ。
「未来を想像して生きる」のは大事。
それに加えて、「今をどうやって具体的に生きていくか」もさらに大事。
未来をステキにするために、今を生きる・・・・
ちょっとだけ言葉を入れ替えて、すこし変えて・・・
未来をステキに想像するのをやめたら、今がどういう状態かがハッキリ見える。
今の状態を把握する。
私が提唱している「六徳学」のひとつにこれがあります。
今の状態をしっかりと見極め、それを受け入れる。
受け入れて、改善すべきところは改善する。
さて、そろそろ面談準備にはいらねば・・・
今から掃除して、ゴミ捨てして・・・
あぁ、間に合うか?
現状把握は大事です。
以上、パパ比嘉でした。
今日も皆様に幸あれ!!!