2014年09月13日
六徳④・・・この徳の実践が難関
六徳④ 地域を大切に・・・
現状、一番靴かしいこの項目を、私は「清掃」、「自然を守る」「モノを大切に」と話してます・・・。
でも、この項目の詳細は、
〇 家族愛を深めましょう
地域の始まりは夫婦から。夫婦仲良くむつまじければ、地域の最小単位である「家族」が形成される。離婚、離婚となる前に、お互いの努力や歩み寄りなくしては、「イヤ」なら捨てるとなりかねない。
〇 隣近所同士の気遣い、思いやり
「向こう三軒両隣」。自分の家の左右に住む家族、そして道向かいの3軒の家族とは仲良くしましょう。それが周りに広がって、お互いの小さな揉め事も皆で解決していきましょう。
〇 地域の心の拠り所、精神世界の財産を守り伝えましょう
地域にはそれぞれ「神」を祀ったモノがあります。それは森だったり、井戸だったり、湧き水だったり、海神だったり、火の神だったり、地域出身の武士だったり、賢徳者だったり・・・。
そういったモノを誇りにし、後世に伝え、存続していきましょう。
いかがでしょうか。
この六徳④の実行は、大変な難関でありますの。
埋もれた拝所、忘れ去られようとしているウタキ、ムイ・・・そして、次世代へ教え導く人材の枯渇。
そうなんです。沖縄の伝統文化は、組み踊りやエイサーなどの芸能文化だけではなく、心の拠り所としての精神文化の継承もするべきだと思っています。
「井戸」ってね・・・。私たちの先祖たちを「生かしてくださった」大切な命の「つなぎ」なんです。
いまでこそ蛇口をひねれば真水がでてきますけど、昔はですね。真水っていったら貴重品。
井戸だから「真水」でしょ!って思うでしょ。
ですが、海に近いところにある井戸には、「塩水」が混じる事だってある。
それでは植物は育たないし、飲料としても役立たない。
また、大きな川(水源)の少ない沖縄です。
水は命でありました。
私の地元にも、とても大事な井戸があります。その名を「腰当川」と言います。
いまから約400年前。大変な日照りで畑は乾き、あちこちの井戸が枯れてしまう中、その「腰当川」だけは冷たい水がこんこんと湧き出ていて、村人の命を救った井戸なんです。
さて、その井戸が今どうなっているか・・・
大きな道に面した森の中・・・雑草生い茂るやぶの中で誰も訪れることなく、掃除もされず・・・ひっそりとあります。
おそらく、地元の人でもその井戸の存在を知る者はほとんど居ないでしょうね。
知っていた方々はもうほとんどいらっしゃいません。
そんな「命のつなぎ」をしてくださった井戸の神を祀る人は皆無。
どうやってそれを知らしめるのか。
次世代へと継承させていくか。
大きな大きな課題であります。
これを簡単に完遂する方法・・・・とは。
もしも、「開発」などでそのウタキのある場所が対象になった時、どう保存すればいいのだろうか。
管理者のいないウタキや拝所が「何かしら」の事由で、撤去、または移動することになってしまったら・・・。
「まさか・・・そんなことあるわけないじゃん」・・・そう思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし楽観視できない状況が、やがてやってくるでしょう。それも近いうちに。
なんとかせねば・・・。
現状、一番靴かしいこの項目を、私は「清掃」、「自然を守る」「モノを大切に」と話してます・・・。
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でも、この項目の詳細は、
〇 家族愛を深めましょう
地域の始まりは夫婦から。夫婦仲良くむつまじければ、地域の最小単位である「家族」が形成される。離婚、離婚となる前に、お互いの努力や歩み寄りなくしては、「イヤ」なら捨てるとなりかねない。
〇 隣近所同士の気遣い、思いやり
「向こう三軒両隣」。自分の家の左右に住む家族、そして道向かいの3軒の家族とは仲良くしましょう。それが周りに広がって、お互いの小さな揉め事も皆で解決していきましょう。
〇 地域の心の拠り所、精神世界の財産を守り伝えましょう
地域にはそれぞれ「神」を祀ったモノがあります。それは森だったり、井戸だったり、湧き水だったり、海神だったり、火の神だったり、地域出身の武士だったり、賢徳者だったり・・・。
そういったモノを誇りにし、後世に伝え、存続していきましょう。
いかがでしょうか。
この六徳④の実行は、大変な難関でありますの。
埋もれた拝所、忘れ去られようとしているウタキ、ムイ・・・そして、次世代へ教え導く人材の枯渇。
そうなんです。沖縄の伝統文化は、組み踊りやエイサーなどの芸能文化だけではなく、心の拠り所としての精神文化の継承もするべきだと思っています。
「井戸」ってね・・・。私たちの先祖たちを「生かしてくださった」大切な命の「つなぎ」なんです。
いまでこそ蛇口をひねれば真水がでてきますけど、昔はですね。真水っていったら貴重品。
井戸だから「真水」でしょ!って思うでしょ。
ですが、海に近いところにある井戸には、「塩水」が混じる事だってある。
それでは植物は育たないし、飲料としても役立たない。
また、大きな川(水源)の少ない沖縄です。
水は命でありました。
私の地元にも、とても大事な井戸があります。その名を「腰当川」と言います。
いまから約400年前。大変な日照りで畑は乾き、あちこちの井戸が枯れてしまう中、その「腰当川」だけは冷たい水がこんこんと湧き出ていて、村人の命を救った井戸なんです。
さて、その井戸が今どうなっているか・・・
大きな道に面した森の中・・・雑草生い茂るやぶの中で誰も訪れることなく、掃除もされず・・・ひっそりとあります。
おそらく、地元の人でもその井戸の存在を知る者はほとんど居ないでしょうね。
知っていた方々はもうほとんどいらっしゃいません。
そんな「命のつなぎ」をしてくださった井戸の神を祀る人は皆無。
どうやってそれを知らしめるのか。
次世代へと継承させていくか。
大きな大きな課題であります。
これを簡単に完遂する方法・・・・とは。
もしも、「開発」などでそのウタキのある場所が対象になった時、どう保存すればいいのだろうか。
管理者のいないウタキや拝所が「何かしら」の事由で、撤去、または移動することになってしまったら・・・。
「まさか・・・そんなことあるわけないじゃん」・・・そう思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし楽観視できない状況が、やがてやってくるでしょう。それも近いうちに。
なんとかせねば・・・。
この記事へのコメント
こんばんは。
小さな社会が家族でありますね。
それを少しずつ外へ実践していくことから始めています。
人を育てることは自分の心を育てることでもあります。
気づいた人が柔軟性を持ってやっていかなければいけないのかな~って思いました。
大事な場所は、大事な場所です。
道や土地を整備する人を教育しなければいけないでしょうね。
平気で設計しますからね。
なんでこんなところに道がっていうところありますから。
大事にせずに、大きな災害があってから気づくようなことでは大変ですからね。
いつも、ありがとうございます。
小さな社会が家族でありますね。
それを少しずつ外へ実践していくことから始めています。
人を育てることは自分の心を育てることでもあります。
気づいた人が柔軟性を持ってやっていかなければいけないのかな~って思いました。
大事な場所は、大事な場所です。
道や土地を整備する人を教育しなければいけないでしょうね。
平気で設計しますからね。
なんでこんなところに道がっていうところありますから。
大事にせずに、大きな災害があってから気づくようなことでは大変ですからね。
いつも、ありがとうございます。
Posted by さあこ at 2014年09月14日 01:16
私の家族は大人になってから今の場所に
越してきたので
残念ながらあまり地域の交流がありません。
でも、すぐ近くの神社でお祭りがあって
近所の子供たちがおみこしを担いだり
神社に集まったりする姿を見ると
なんだか嬉しくなります。
小さな神社ですが、
秋のお祭り、奉納の舞を見ることができる
神楽殿もあって、私もお参りがてら
少し見てきました♪
越してきたので
残念ながらあまり地域の交流がありません。
でも、すぐ近くの神社でお祭りがあって
近所の子供たちがおみこしを担いだり
神社に集まったりする姿を見ると
なんだか嬉しくなります。
小さな神社ですが、
秋のお祭り、奉納の舞を見ることができる
神楽殿もあって、私もお参りがてら
少し見てきました♪
Posted by kiyokiyo at 2014年09月16日 03:38
地域を大切に
家族、夫婦が仲良く。
息子から教わりました。
時々、お母さんのダイエットという名目で、散歩がてら、ゴミ拾いをしています。
息子の不登校が始まって、地域をよく歩くようになりました。
夫婦ともこの地域出身ではないので、あまり地域の様子を知りませんでした。
息子たちにとっては、この地域が古里。その井戸、ウブガーも散歩しながら幾つか見つけました。
上記の井戸もそれかな。お母さんこんなところに看板があるよって言われて見つけたのが大きな道の下に草におおわれたウブガーでした。
この夏、地域で遊んだ息子たち、仲良し家族が増えました。
自然と六得を実践していた息子に、私もお付き合いしていたのですね。
この記事、忙しくて読み飛ばしていました。今日見つけてよかったです。
家族、夫婦が仲良く。
息子から教わりました。
時々、お母さんのダイエットという名目で、散歩がてら、ゴミ拾いをしています。
息子の不登校が始まって、地域をよく歩くようになりました。
夫婦ともこの地域出身ではないので、あまり地域の様子を知りませんでした。
息子たちにとっては、この地域が古里。その井戸、ウブガーも散歩しながら幾つか見つけました。
上記の井戸もそれかな。お母さんこんなところに看板があるよって言われて見つけたのが大きな道の下に草におおわれたウブガーでした。
この夏、地域で遊んだ息子たち、仲良し家族が増えました。
自然と六得を実践していた息子に、私もお付き合いしていたのですね。
この記事、忙しくて読み飛ばしていました。今日見つけてよかったです。
Posted by もも at 2014年09月18日 01:09
ももさん、こんばんは。
そこは闘牛場の近くですよね。
そうでしたら正解です。
この地域で一番大事なのに、こうなっちゃってしまっている・・・。
寂しくなります。
ですが、この井戸の神様はとても優しいお方。
こんな状況でも地域を心配してくださってます。
「近い将来、必ず地域の方がコチラの重要性を知り、伝えていけるようにします」と数年前に誓いました。
子供達は「六徳」を持っています。
理解しているのではなく、「知って」いるんです。
当たり前のこととして。
それが濁ってくるのが加齢ってことです。
濁らせたのは「大人」
息子さんは、学校に行ってはいませんが、何が大切かはよーく理解してますよ。
さて、「例の広場」にて練習するときはメールいただけますか?
よろしくお願いします。
そこは闘牛場の近くですよね。
そうでしたら正解です。
この地域で一番大事なのに、こうなっちゃってしまっている・・・。
寂しくなります。
ですが、この井戸の神様はとても優しいお方。
こんな状況でも地域を心配してくださってます。
「近い将来、必ず地域の方がコチラの重要性を知り、伝えていけるようにします」と数年前に誓いました。
子供達は「六徳」を持っています。
理解しているのではなく、「知って」いるんです。
当たり前のこととして。
それが濁ってくるのが加齢ってことです。
濁らせたのは「大人」
息子さんは、学校に行ってはいませんが、何が大切かはよーく理解してますよ。
さて、「例の広場」にて練習するときはメールいただけますか?
よろしくお願いします。
Posted by 霊感パパヒガ
at 2014年09月19日 00:17

はいそうです。
上の子が見つけて、こんな目立たない場所にあるんだねって話していました。
私の先祖のウブガーは、今は、基地の中まだ一度も行ったことがありません。
でも、年に一度も掃除をする日があって、地域の人が集まって行っていました。
子どもの頃は、フェンスの外からお祈りしたものです。
この地域の人たちも、残すために運動したから、埋められずに残ったのでしょうね。忘れてはいないはずなのに、忘れやすい場所に置いておかれたのでしょうか。
自転車の練習をする時は、連絡しますね。
上の子が見つけて、こんな目立たない場所にあるんだねって話していました。
私の先祖のウブガーは、今は、基地の中まだ一度も行ったことがありません。
でも、年に一度も掃除をする日があって、地域の人が集まって行っていました。
子どもの頃は、フェンスの外からお祈りしたものです。
この地域の人たちも、残すために運動したから、埋められずに残ったのでしょうね。忘れてはいないはずなのに、忘れやすい場所に置いておかれたのでしょうか。
自転車の練習をする時は、連絡しますね。
Posted by もも at 2014年09月19日 01:44
ももさん、こんばんは。
北谷長老、土帝君、北谷グシク、ミーヌシンなど、地元の方の努力で残ってるところありますよね。とてもステキだと思います。
本来はもっとたくさんあるんですけどね。
モニュメントとなる「形」がないと、基地内に入る許可がおりません。
将来は、そういう許可が下りることを願います。
練習連絡お願いしますね。
もう一息だと感じます。
のんびりいきましょう。
北谷長老、土帝君、北谷グシク、ミーヌシンなど、地元の方の努力で残ってるところありますよね。とてもステキだと思います。
本来はもっとたくさんあるんですけどね。
モニュメントとなる「形」がないと、基地内に入る許可がおりません。
将来は、そういう許可が下りることを願います。
練習連絡お願いしますね。
もう一息だと感じます。
のんびりいきましょう。
Posted by 霊感パパヒガ
at 2014年09月20日 22:17
