16時間の説得 多数の霊との対話

パパヒガ

2017年12月21日 00:16

皆さまこんばんは。パパ比嘉でございます。

パパ比嘉のホームページ出来ました

コチラをクリック→「琉球の未来鑑定師 時之大屋子 パパ比嘉」



数年前の話です。


ご依頼者様の紹介で、とある宿泊施設へ出張鑑定の依頼を受けました。


県内某所にある施設。


そこの施設ではいわゆる「幽霊が出る」と、従業員の間でささやかれていました。


運のよいことに、出る場所は部屋ではなく・・・


施設の裏方さんのみ使用する場所でした。


つまり、宿泊されるお客様には影響はないということです。


施設の管理者からその場所に通されたのは、真夏の夕方、午後7時ごろ。


まだまだ外は明るく、「気配」はするものの、それほど強いものではなかったですね。



「いつも、深夜なんです。異変が起こるのは・・・」



そこで、その場所にとどまって様子を見ることにしました。


私は、持参した本を読みながら時間を過ごしていました。


午後8時前くらいだったかな。管理者の方が気を使ってくださって夕食を準備してくれて、


それを頂いていた時、私の後ろで物音がして・・・・


振り向いても誰もいない・・・。


管理者の方もその「音」は聞いてらっしゃって、ちょっと顔色が変わっていたのを覚えています。


その後は夕食が終わるまで何もなく、引き続き本を読んでいました。

(おっと、ここでなぜかパソコンの調子がおかしくなってますな・・・。ブラウザが突然落ちた!)



やがて時刻は午後11時を回り、さっきまで従業員さんが行き来していたのがパたっとなくなり始め・・・


そこからはハッキリとした異変が立て続けに・・・。


その場所のあちこちから「パキッ」 「パキパキ」という音(ラップ音)。


締め切っているその場で、風が流れ始める。


壁のカレンダーが揺れる。


窓はなく、入り口と出口は一つしかない。


時計は深夜12時を過ぎています。



そろそろ・・・か。



突然、目の前にたくさんの・・・日本兵が整列して現れました。



太平洋戦争当時の日本兵ですね。



みなさん、暗いお顔をされていて、黙して語らない。



ただただそこに整列していて・・・・



こんな感じ・・・・↓







従業員さんに悪さをするではないわけですから、悪霊とは言えませんが、



そのままにしておけば、いつかそういうモノになるかもしれない状態。



「祓う」(その場から追い払う)ということは、どうしても出来ず、



そこで、まずは礼儀をもって対話することにしました。


私は、自分の目の前にお水と茶菓子を供えて・・・



「私は沖縄県〇〇市〇〇に住む比嘉と申します。人のご縁があって、今コチラにお邪魔しておるものです。

皆様がどうしてこちらにいらっしゃるのか、お話しさせていただきたく思います。

まずはコチラにお水をご用意しております、どうぞ喉を潤してください。

簡単ではありますが、茶菓子をご用意しております。どうぞお召し上がりください。」


すると、列の一番前に立つ将校らしき兵隊と視線を合わせることが出来ました。


(あぁ、書きながら頭がグルグルするわ)


私の意図をご理解いただけたようで、少しづつ口を開いてくださいました。


それから、次々と並ぶ兵隊さんと会話をすることが出来ましたが、


どうやら彼らは、そこで「待機」をしているようです。



その方たちの本体の魂はすでに成仏していると感じますが、


戦闘態勢を取っている「念」がいまだそこに残っている状態。



毎晩、毎晩、ビデオのリピート再生のように、決まった時間に整列して、


「命令」を待っているとのことでした。



私は彼らに、すでに戦争は終結し、「命令」を出すものは存在しなくなっているということ。


日本は負けたということ。


彼らの同志たちの行き場所である「靖国神社」はしっかりと残っていて、

(あっ、二回目のパソコン不具合 ブラウザダウン)


今も参拝者が後を絶たないということ。


日本は戦争をしない国になるという宣言をしているということ。
(この時は、今みたいに憲法9条問題とかは激しくなかった)


昭和天皇は崩御され、今は皇太子(当時)が天皇となっていること・・・



などを延々と話し、御聞かせしました。


青ざめた顔の瞳から涙を流し始める者。


自身の家族の心配をする者。


呆然とする者。


落ち着かず、そわそわし始める者・・・。


そうやって話をしているうちにどんどん時間は過ぎ、気が付けば深夜3時を回っていました。


その間、ドアの外で震えている管理人の気配がしていましたが、そこに気を配る余裕は私にはなく・・・


そろそろ夜が明ける・・・


ここで皆さんにはなんとか霊の道を通ってもらい、この場から解き放たねば・・・。



我が守護神仏「百太郎」と、そのわきを固める方々と共同して、お一方づつ浄霊と相成りました。


ほぼ皆さまが霊の道をお通り下さってその場から離れていく・・・


しかし、どの世界にも「頑固者」はいらっしゃるわけで・・・



「上官の命令がなければ動かない」


説得するも時間切れ。



結局その日はいったん自宅に帰り、第二夜を迎えることとなったのです。


翌日はかなり早くその霊魂殿がお見えになり、明け方までにはなんとか霊の道を通って行ってくださいました。



私が印象に残ったのは、霊の道を目の前にして通っていく兵隊さんたちのお姿です。



こんな感じ




その姿を見ているとき、思わず涙が出そうになりますが、とても我慢していました。


冷静に対応しなければ、彼らの悲しみに満ちた「念」を自身に取り込むことになり、


それが、私の体調不良のもとになりかねないから。



でも、涙がでそうになりましたわ。





太平洋戦争で戦ったものたちの中には、いまだに場所から離れられない「魂」さんたちがまだまだいらっしゃいます。



これからもそういうご縁がつながることがあれば、一所懸命お話ししていこうと思っております。



戦争準備をしている世界各国。



次に彼らのような魂さんたちに出会ったとき、



私は果たして・・・・


自信をもって・・・・


「平和な世の中になりましたよ!」って




言えるだろうか・・・。



パパ比嘉でした。



皆さま、おやすみなさいませ。



良い夢を・・・

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