皆様こんにちは。パパ比嘉でございます。
気づかない親子間のトラブル・・・二重の拘束についてのお話しです。
実はこの問題。わたくしパパ比嘉も経験して学ばせてもらったことです。(今後も学ばされ続けることと思います)
親子間、密接な関係にある人間同士において、この問題が起こります。
相手のことが大事である、とても好きで愛していて、なんとかして幸せにしたいという想いはとても大事なことなのです。
しかし、それがもとになって「二重の拘束」を生み出してしまう。
近年、この「二重の拘束」は、密接な間柄だけではなく、あらゆるところで発生しており、それが影響して心の病を生み出すことが増加しています。
それではまず、「二重の拘束」についてお話しします。
親子間の事例を以下に書いてみます。
事例①
学校から帰ってきた子ども。親は夕飯準備をしている。
親 「おかえりなさい。今日は遅かったね。早く宿題やっちゃいなさい」
子 「ただいま。宿題はあとでやるよ。汗かいたから風呂入る」
親 「えーっ、だったらついでに風呂場洗っといてもらえる。」
事例②
外食に行こうとする家族。親が子供に何を食べたいかを聞く
親 「今日は給料日だったからおいしいもの食べに行こう。子供たちよ、何が食べたい?行きたいところ連れてくぞ。」
子 「それじゃぁ、牛丼が食べたい!」
親 「牛丼か~。給料日だったんだから、同じ牛肉食べるなら焼肉なんかどうだ?ステーキもいいぞ!」
事例③
通知表を見た親。子どもの成績が悪かった。
親 「あらぁ。国語とか算数とか、成績良くないじゃない。しっかり休みの間は勉強しなさい。」
子 「わかったよ、やるよ。」
親 「でも学校休みなんだから、掃除とか洗濯とか、ごはんの支度とかも手伝いなさいよ。」
さてどうでしょうか?
こんな会話は常にありますよね。私もそうでしたし、今後もそういう言動は少なからず出るでしょう。
これが「二重の拘束」であります。
何かしらの指令を出され、それを遂行しようとしたら、変更や否定をされ、別の指令が出ることを言います。
こういう相反する指令を出された場合、
「じゃぁ、どうすればいいっていうの?」
・・・こういった心理が子の心に積み重なります。
子どもは基本的に親を絶対的に信頼し、親の要望に応えようと頑張ります。
親は子供を絶対的に支配しようとする欲があります。(そうじゃないと完全否定することはまず難しいです)
なぜならそこには「愛」というものが存在するからです。
苦労しないで欲しい、幸せになって欲しい。これはとても大事です。でも・・・
「愛」は、宝物にもなりますが、転じて「毒」となることもあるのが厄介なのです。
これが積み重なるとどうなるか?
子どもはSOSを出し始めます。
少しづつ元気がなくなっていきます。
笑顔が減ったり食欲が落ちたり。学校が面白くなくなって来たり、成績が落ちてきたり。
そういったことが起きてきます。
目に見えてそういう変化が出てきたら、それはとてもありがたいことです。
なぜならば、ちゃんとわかるSOSを出してくれているから。対応もしやすいです。
もしもそういったSOSが出ていない場合・・・「良い子。親の言うことをよく聞く子」と周囲から見られていた場合は注意を要します。
我慢をし続けていることが少なくありません。
さらに厄介なことに、日本という国で生まれてしまった私たちは、どうしてもこの「二重の拘束」から逃れられない社会に生きているのです。
国土が狭く、他者の家と自身の家が近距離になってしまい、他者に迷惑をかけてはいけないという思想、そして助け合わなきゃ生きていけないというハズなのに、現代は人と人とのコミュニケーションが希薄になってしまった社会。
話が大幅にずれてしまう前に・・・
この二重の拘束がある中で、なかなか改善出来ないという中で、
解決する道のひとつをお話ししたく思います。
解決への道・・・
それは、「
強い信頼関係を築くこと」
どんなことがあっても・・・
私はあなたを信じる
あなたはきっと良くなる
自分は間違いなく良くなる
そう心に毎日刻み続けることです。
心理学では「ピグマリオン効果」と言います。
そう信じ続けること。言い続けること。
その効果を想定外に向上させるのは、おいしくみんなでご飯を食べる環境を作る事。
「安心できる環境」を増やすことが大事です。
出来るところからゆっくり確実にやってみませんか?
次回は、「二重の拘束」の発生源は連鎖している。DNAに刻まれたモノ。先祖から継続された者であるということ・・・のお話です。
今日の記事の最後に、二重の拘束をしていたからと言って落ち込む必要はありません。
知らなかったことです。
気づかないことが当たり前です。
そして、私を含め、誰もがみ~んなやってますから~。
この二重の拘束を理解し、受け止め、対応することが大事です。
無くすことを考えるのではなく、対応することです。
そう、自分にも言い聞かせつつ・・・であります!ハイ!
平日(月から土)午前9時から午後4時まで鑑定面談やってます。
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