味ヨシ、人ヨシ、場所悪し!
確かに・・・、人の努力ってのも大事ですが、場所の良し悪しってのもありますよ・・・。
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そりゃぁもう、味は文句なしでね・・・、店の御主人も器量良しでね・・・。
ところが、その場所は良くねぇ。
そこはむか~し、「拝所」があったのさ!
沖縄には、特別なモニュメントがなく、ただそこは山の中にポツンとある、ちょっとした広場なんだけれど・・・、崇高な場所ってのがあります。
ふつう、「ウタキ」と呼ばれる沖縄の聖地・拝所には、祠とか霊石とか・・・。
鳥居とか、なんらかの痕跡があると思いがちですが、それが全く見当たらない「広場」自体が拝所ってトコが結構あります。
もし、そういう拝所をしる古老達が、その存在を次世代に伝えなければ、そこはやがてただの「草むら」になってしまいます。
やがて忘れ去られ、ウタキと森の境目が分からないほどになってきますのよ・・・。
ウタキは長い眠りにつかされ、その存在に気付く「誰か」を、ただひたすらに待っているのですね~。
さて、そんなウタキ近隣に、ひょんなことから店が立つ。
味良し、気前良しのお人柄のマスターなのに、客が付かない。
沖縄にはそういう事例が結構あるんです。
街中なのに、なんでこんなところに小さな森が・・・
街の喧騒を静かに見守る「ミニミニ森」・・・。
その森の奥には・・・。
そろそろ、そういうウタキの詳細な調査が必要な時期なのかもしれないですね。
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