心をつぶすのは、美徳とは言えない。

パパヒガ

2014年09月14日 00:40

「人の迷惑になるから走らない。暴れない。静かにしなさい」

「店員さんに怒られるよ」「〇〇に怒られるよ」


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スーパーやコンビニ、ファミレスやファーストフード店でよく聞かれるママやパパの言葉。

自分の子供がワイワイ暴れて走るときによく使われる言葉。

これってどうなんだろうか。

「ウチの子、暴れてしょうがないんです。親の言うことちっとも聞かなくて困ってるんです」


結論から言って、「叱り方が違うのではないでしょうか?」と伝えることが少なくありません。

「では、ヒガさんならどうするんですか?」と聞かれます。


私は・・・


「ココは走る場所じゃないでしょ。走ったり、暴れたりしていい場所はドコよ!」・・・


そう言いますね。


子供はとてもシンプルな思考を持ってます。

ツーと言えばカー、みたいに、即座に納得できる回答が必要なのではないでしょうか。


先人達はそれを当たり前に使っていたハズ。

いつからこういう言葉を使わなくなり、「他人様に迷惑になるから」と変化しちゃったんだろう。

昔は、知人、近隣の人が当たり前に叱ってくれたものです。

ところが今はそうもいかない。他人様の子供を叱るなんてできない、危ない。なんて風潮があります。


これでは先は見えてます。


また、「迷惑をかけないで」というのは日本人の美徳かもしれません。

しかし、それがひとつの弊害として出てきてしまう可能性があります。


「助けて」と言えない社会。親子でも、兄弟でも、親戚でも、「迷惑かけてはいけない」という前提が存在しているからこその弊害は、「貧困」や「孤立」。

そして、「甘えてはいけない」という意識から発生するストレス、プレッシャーが生み出され、ますます窮地に追い込むのだと思います。


貧困率、ワーキングプア率のい高い沖縄。しかし、生活保護申請率は低い。

ココに、沖縄独自の「プライド」、「世間体を重視する共同体」構造が、更なる悪化を生んでいるのではないでしょうか。


今後ますますこの風潮は増すでしょう。


身震いがします。ホントに。

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