「人の迷惑になるから走らない。暴れない。静かにしなさい」
「店員さんに怒られるよ」「〇〇に怒られるよ」
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スーパーやコンビニ、ファミレスやファーストフード店でよく聞かれるママやパパの言葉。
自分の子供がワイワイ暴れて走るときによく使われる言葉。
これってどうなんだろうか。
「ウチの子、暴れてしょうがないんです。親の言うことちっとも聞かなくて困ってるんです」
結論から言って、「叱り方が違うのではないでしょうか?」と伝えることが少なくありません。
「では、ヒガさんならどうするんですか?」と聞かれます。
私は・・・
「ココは走る場所じゃないでしょ。走ったり、暴れたりしていい場所はドコよ!」・・・
そう言いますね。
子供はとてもシンプルな思考を持ってます。
ツーと言えばカー、みたいに、即座に納得できる回答が必要なのではないでしょうか。
先人達はそれを当たり前に使っていたハズ。
いつからこういう言葉を使わなくなり、「他人様に迷惑になるから」と変化しちゃったんだろう。
昔は、知人、近隣の人が当たり前に叱ってくれたものです。
ところが今はそうもいかない。他人様の子供を叱るなんてできない、危ない。なんて風潮があります。
これでは先は見えてます。
また、「迷惑をかけないで」というのは日本人の美徳かもしれません。
しかし、それがひとつの弊害として出てきてしまう可能性があります。
「助けて」と言えない社会。親子でも、兄弟でも、親戚でも、「迷惑かけてはいけない」という前提が存在しているからこその弊害は、「貧困」や「孤立」。
そして、「甘えてはいけない」という意識から発生するストレス、プレッシャーが生み出され、ますます窮地に追い込むのだと思います。
貧困率、ワーキングプア率のい高い沖縄。しかし、生活保護申請率は低い。
ココに、沖縄独自の「プライド」、「世間体を重視する共同体」構造が、更なる悪化を生んでいるのではないでしょうか。
今後ますますこの風潮は増すでしょう。
身震いがします。ホントに。