「あんたの子どもはそこで〇〇になるはずだった」・・・打ちひしがれた母親からの相談
「あんたの子どもはそこで死ぬはずだったわけよ」
「・・・だけど、生き残ってしまったから、死神がこれから付きまとうよ。」
自動車事故から奇跡的に生還した子供。
母親は九死に一生得たと思ったのですが、事故後の子どもの様子がおかしい。
ひょっとして「マブイ(魂)」を落としたのかもしれない。
「マブイグミ」をユタさんにやってもらおう・・・。
気になった母親は、知人のつてでユタさんに巡り合いました。
そこでユタさんに言われた一言が上記のこと。
「あんたの子どもはそこで死ぬはずだったわけよ」
「・・・だけど、生き残ってしまったから、死神がこれから付きまとうよ。」
つまり、これからはあちこちで命の危険を伴う「災難」が待ち受けているよとのことだったそうで・・・。
それを回避するには、県内各地の神々の拠り所のウタキにて「ウガミ」をしなければならない。
先祖の「ウガンブソク(先祖供養の不足)」もあるからそれもやらないといけない。
母親は時間とお金をかけてウガミをするわけですが、やがては・・・。
シングルマザーの所得と自由になる時間だけではどうしても資金的・時間的に厳しくなるわけです。
一回のウガミでかかる費用は数万円。
でも、子を想う母親です。ギリギリまで頑張りました。
にっちもさっちもいかなくなり、ボロボロの状態で私のところに。
「お守りも買いました」 「ウガミもやりました」 「先祖供養もやりました」
それでも「足りない」「足りない」・・・
「ヒヌカン」も立てました。「掛け軸」も購入。
それでもなお・・・。
子どもさんも一緒にいらしていて、母親の状態を心配していました。
私は、その母親から、とてつもない「愛」を感じましたよ。
そして彼女にお話しさせていただきました。
「あなたは十分に頑張った。とても素晴らしいと思いました。今までのウガミで、お子さんは十分に救われていますよ。
これ以上のウガミは必要ないですよ。もっとも、お子さんを世界一のドクターにするとか、大物政治家にするとか・・・
とてつもなく大金持ちにするとかならどんどんウガミをしても良いと思いますけどね」
「大事なのは、あなたの顔をお子さんはいつも見てること。
あなたが落ち込めば、お子さんも落ち込みます。
お子さんが落ち込めば、先祖も落ち込みます。
ご先祖さんは、子々孫々の幸せを望みます。」
「ご先祖は、子孫の厄となることを与えません。」
「いつも応援に回りますので、安心してこれからの人生を楽しんでください」
私たちのような仕事をしているものは、人の死を予言したり、死を呼び込むような発言をしてはいけないと、私は思っています。
たとえ死神が近寄ってきていても・・・です。
死は皆に平等にやってきます。
「いつ」・・・死がやってくるか・・・を気にするより。
「いま」をどうやって幸せに暮らしていくか?生きるか?
「いつから」幸せに向かって歩き始めるのかを考えるほうがいいのか。生き続けるか?
お母さん!
お子さんと楽しく、おいしくご飯を食べることをすぐに実行してください。
必ず良き導きがありますから・・・。
あれからかれこれ7年・・・
お子さんは高校を卒業し、建築関連の仕事に就いています。
いかにして死を避けるか?
・・・ではなく、
いかにして輝ける生を迎えるか?
それが一番大事!
パパ比嘉でした!
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