2018年01月04日
Tenza テンザ てんざ 「典座」
皆さまおはようございます。パパ比嘉でございます。
本日よりお仕事始めという方。仕事モードへの転換がうまくいきますことを祈ってます。
年末年始がお仕事で、本日よりちょっとゆっくりできるという方。お疲れさまでした。休憩モードへ転換して休んでくださいませ。
まずは朝ごはんをどうぞ!

Tenza テンザ てんざ 「典座」・・・典座!
典座とは、禅宗(仏教)における食事係の役職の名称です。
詳細は本やネットで調べてみてください。
典座という名称があまり親しみがありませんですね。
簡単に言うと「飯炊き係」です。
な~んだ、ごはん作る人か!
そう思われる方も多いと思います。
「そういうのは新人の仕事だよね」
「エライ人の役職ではないよね」
大僧正とか阿闍梨(仏道の役職)とか、そういう階位は聞いたことがあるでしょう。
そういう方であっても、典座役を進んでされる方も・・・・
すくなくないのですよ。
禅宗の始祖であります道元禅師。
若かりし頃に仏道を極めんと中国へ渡り、修行をされていた時、
老いたお坊さんが険しい道を、一人で、思い荷物を抱えながら歩いていたのを目にし、
お寺まで一緒に運びましょうとお伝えしたらば、
お気持ちは有難いがひとりで大丈夫と答えたそうです。
荷物の中身を道元禅師尋ねたところ、
お寺でまかなう食事の材料を運んでいるとのこと。
ありがたい経典を運んでいるのかと思った道元禅師は、
「そんなものは若い弟子にさせればよい、仏道を極めんと研究するのが次世代のためになる」と進言したそうです。
するとその老師は、
「君はまだまだ修行が足りないな。もっとよく学べ」と・・・
その後道元禅師は、典座という仕事の中の心構えとして
「三心」という教えを知ることになります。
細かいところでは、喜心の中には、料理の道具についての慈しみも入っています。
料理が出来る喜びとは、そこに関わる全ての者がきちんと整っていることへの感謝、ありがたみまで混在しているのですね。
以前、とある本に以下のようなことが書かれていました。
豚や鳥、牛や魚は、人間の食料としての役割をもって生まれてきた。
だから、感謝していただくように。
これはとても大切なことです。間違いなく。
ただ、私にはひとつ疑問がありましたのよ。
確かに・・・そうかもしれないが・・・・
豚や鳥や牛や魚・・・・それぞれにまでそういう役割を納得して生きているのだろうか?
まぁね・・・そんなわけないのですが・・・
そこで実際に・・・・・
屠殺場・・・食肉加工工場へ行ってきたんです。
画像は載せませんが、そこにいた豚の目を今でも忘れません。
そこには、「どうだ人間さんよ、私の命を食らいなさい!」なんてことはみじんも感じなく、
そこにあるのは・・・・
「怖い・・・私をどうするの? 助けて!」という意識が満載でした。
屠殺場を後にするとき、合掌して祈りました。
「痛かったよね。ごめんね。そしてありがとうね」
「典座」という役目は、実はとても大きくて大事なお役目であるのです。
足元をしっかりと教えてくださるものです。
しかも、人がついつい忘れてしまうものでもあります。
一年の計は元旦にあり!
忘れがちな幸せ・・・・探してみましょう!
今日も一日張り切って!
パパヒガでした
本日よりお仕事始めという方。仕事モードへの転換がうまくいきますことを祈ってます。
年末年始がお仕事で、本日よりちょっとゆっくりできるという方。お疲れさまでした。休憩モードへ転換して休んでくださいませ。
まずは朝ごはんをどうぞ!

本年は1月4日より鑑定初めとなります。
現在、一日に二件限りの予約とさせていただいております。
ご予約は→siawasesagasi05@yahoo.co.jpまで!
コチラをクリック→「琉球の未来鑑定師 時之大屋子 パパ比嘉」
Tenza テンザ てんざ 「典座」・・・典座!
典座とは、禅宗(仏教)における食事係の役職の名称です。
詳細は本やネットで調べてみてください。
典座という名称があまり親しみがありませんですね。
簡単に言うと「飯炊き係」です。
な~んだ、ごはん作る人か!
そう思われる方も多いと思います。
「そういうのは新人の仕事だよね」
「エライ人の役職ではないよね」
大僧正とか阿闍梨(仏道の役職)とか、そういう階位は聞いたことがあるでしょう。
そういう方であっても、典座役を進んでされる方も・・・・
すくなくないのですよ。
禅宗の始祖であります道元禅師。
若かりし頃に仏道を極めんと中国へ渡り、修行をされていた時、
老いたお坊さんが険しい道を、一人で、思い荷物を抱えながら歩いていたのを目にし、
お寺まで一緒に運びましょうとお伝えしたらば、
お気持ちは有難いがひとりで大丈夫と答えたそうです。
荷物の中身を道元禅師尋ねたところ、
お寺でまかなう食事の材料を運んでいるとのこと。
ありがたい経典を運んでいるのかと思った道元禅師は、
「そんなものは若い弟子にさせればよい、仏道を極めんと研究するのが次世代のためになる」と進言したそうです。
するとその老師は、
「君はまだまだ修行が足りないな。もっとよく学べ」と・・・
その後道元禅師は、典座という仕事の中の心構えとして
「三心」という教えを知ることになります。
「三心(さんしん)」とは、「喜心(きしん)」「老心(ろうしん)」「大心(だいしん)」
食事を作る心構えが示されています。
喜心とは、喜びの心。
人間に生まれた喜びや感謝。今、目の前にある生命(食材)の恵みに対しての喜び。料理が出来る喜び。
老心とは、孫や子供を愛するような慈しみの心。
母が我が子を思うように、無償の愛情をもって調理すること。
料理を召しあがる人のことを思う「おもてなし」の心です。
大心とは、山の如く高く海の如く広い寛大な心です。
どんな方へも偏見や固定観念を捨て、召し上げる人のことを思うことです。
親切丁寧な心掛けと作法です。
つまり、喜心=つくる喜び
老心=もてなす喜び
大心=相手の立場を思う喜び、親切心です。
細かいところでは、喜心の中には、料理の道具についての慈しみも入っています。
料理が出来る喜びとは、そこに関わる全ての者がきちんと整っていることへの感謝、ありがたみまで混在しているのですね。
以前、とある本に以下のようなことが書かれていました。
豚や鳥、牛や魚は、人間の食料としての役割をもって生まれてきた。
だから、感謝していただくように。
これはとても大切なことです。間違いなく。
ただ、私にはひとつ疑問がありましたのよ。
確かに・・・そうかもしれないが・・・・
豚や鳥や牛や魚・・・・それぞれにまでそういう役割を納得して生きているのだろうか?
まぁね・・・そんなわけないのですが・・・
そこで実際に・・・・・
屠殺場・・・食肉加工工場へ行ってきたんです。
画像は載せませんが、そこにいた豚の目を今でも忘れません。
そこには、「どうだ人間さんよ、私の命を食らいなさい!」なんてことはみじんも感じなく、
そこにあるのは・・・・
「怖い・・・私をどうするの? 助けて!」という意識が満載でした。
屠殺場を後にするとき、合掌して祈りました。
「痛かったよね。ごめんね。そしてありがとうね」
「典座」という役目は、実はとても大きくて大事なお役目であるのです。
足元をしっかりと教えてくださるものです。
しかも、人がついつい忘れてしまうものでもあります。
一年の計は元旦にあり!
忘れがちな幸せ・・・・探してみましょう!
今日も一日張り切って!
パパヒガでした
Posted by パパヒガ at 09:42│Comments(2)
│パパの修行についてのお話
この記事へのコメント
パパ比嘉様
昨年末に鑑定していただいた者です、どうもありがとうございました。
毎日、過去ログを拝見し、笑ったり涙したり・・・
六徳、三心の教え、鑑定でアドバイスいただいた自律と食卓を楽しくする・・・
3日坊主にならず、、必ず実行して、幸せになります。誓います。
どうもありがとうございます(涙)
昨年末に鑑定していただいた者です、どうもありがとうございました。
毎日、過去ログを拝見し、笑ったり涙したり・・・
六徳、三心の教え、鑑定でアドバイスいただいた自律と食卓を楽しくする・・・
3日坊主にならず、、必ず実行して、幸せになります。誓います。
どうもありがとうございます(涙)
Posted by 川田 at 2018年01月04日 12:51
川田様
こんばんは。
つたないブログですが、お楽しみいただけましたようで良かったです。
過去ログでは乱暴な言葉を使うことが多いため、その当時の記事を読み返すと恥ずかしきことばかりですわ。
六徳の教え。
早く皆さんの目に留まるよう、書物にして書店に並べられますまで頑張ります。
川田様におかれましては、先行して六徳を実践していってください。
三日坊主は✖です。
継続していってください。
必ず良き運気となります。
いつでも応援しております。
共に頑張ってまいりましょうぞ!
こんばんは。
つたないブログですが、お楽しみいただけましたようで良かったです。
過去ログでは乱暴な言葉を使うことが多いため、その当時の記事を読み返すと恥ずかしきことばかりですわ。
六徳の教え。
早く皆さんの目に留まるよう、書物にして書店に並べられますまで頑張ります。
川田様におかれましては、先行して六徳を実践していってください。
三日坊主は✖です。
継続していってください。
必ず良き運気となります。
いつでも応援しております。
共に頑張ってまいりましょうぞ!
Posted by パパヒガ
at 2018年01月04日 23:15
