てぃーあんだ それは愛

パパヒガ

2013年11月15日 22:37

たとえどんなに高級な食材を使って料理を作ったとしても、「美味しく作る」気持ちが薄ければ、その食材は力を失います。

逆に、たとえ素朴な材料でご飯を作ったとしても、そこに「てぃーあんだ」があればその料理は最高の力を発揮します。
※てぃーあんだ 沖縄方言(宝言) 直訳 手の油 要約 手間ひまかける 心をこめる


食べ物にはそれぞれ二種類のエネルギーがあります。

ひとつは、天地の恵み・・・

天から降る雨の恵み。地からの栄養の恵み。

ひとつは、人の恵み・・・

作物は人が作ります。雨の日も風の日も、一生懸命働きます。お米や野菜。肉に魚。

明後日は「ヒヌカン」です。最近は、沖縄県の出版会社「ボーダーインク」という会社が、「沖縄のウガンハンドブック」という本を出しています。
そのため、「ヒヌカン」のときに唱える「グイス」(祝詞)も書いてありますね。

たぶんその本に書いてあったと思うのですが、「ウティンジーチ」という文言が入っているハズです。

このウティンジーチとは天地の神様のことをさします。



ヒヌカンは「火の神様」です。言いかえれば「かまどの神様」ですね。

その証拠に、ヒヌカンに使う香炉は三本の足(鼎 てい)になっています。

三つの石があればかまどが作れることに由来し、ヒヌカンの香炉も三本足になっています。


※ 「くま」さん。画像をお借りしてます。事後報告ですいません。

食材、及び食材の加工(加熱)に関して、神様の力だけでなく、そこには「てぃーあんだ」という人の力が加わって初めて、食べ物は健康を維持する恵みになるのです。

分かりますか、私の言いたいことが。


人の幸せは、神様の力だけでなく、「てぃーあんだ」という人の力が確実に必要であります。

そのてぃーあんだは、「愛」であり、「手間」でもあります。


私達の幸せは、神からの恵みを大切にし、それを大切に愛することで実ります。

決して祈りや拝みだけで幸せになれるものではないということですよ。


努力を決断した方への応援は、惜しみなくいたします。

ともに歩みましょうね


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