開運のための手法 暫定措置という考え方
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中興の祖という記事でお話ししましたが、どうしようもない状況での暫定措置についてのお話です。
どうすれば「中興の祖」(開花させる力)の力を得られるのか?
中興の祖では、以下の「軸」について強調しました。
◎ 親を大切にする
◎ 年上、または能力者を尊敬する
◎ 地域を愛する 郷土を愛する
◎ 子を教育する(勉強ばかりが教育じゃないぞ)
◎ 自分の境遇を受け入れる(甘んずるという意味じゃないぞ そこからスタートするという意味ですぞ)
◎ 悪いことは遠ざける(企みもしない、近づかない)
優先順位は上から下へ。
今回は、やむをえず、この順番に反しなければならない例について話します。
しかし、結局はこの順番に落ち着くのですが・・・
現代は、いかにして「他者」より良い生活を送るか。「楽」になれる「方法」とは何か。あまりにもハウツーがあふれてしまい。
その方法への近道を教える教えがあふれかえってしまってます。
また、「生きていくためにはどうすればいいか」についての執着心がかなり違う方向へ歩んでしまった結果、「お金第一主義」になってしまいました。
もちろん、生きていくためには「お金」は必要ですが、「愛」と「お金」を天秤にかけるのは大間違い。
親は子どもを指導する義務がありますが、それは13歳くらいまでにほぼ全てを終了していなければなりません。
これも記事に書いてあります。ご参照下さい→
「親の徳をかじる 13歳までの 13歳からの」
さて、今回の事例
親孝行の娘
家族一族のためにと自分のキャリアを投げ打って、その全てを一族に捧げたが、うまくいかなかった。
裏切られ、現在は疎遠。
今後どうすればいいか、悩んでいる。独身である。
「軸」による考え方を強調すれば、「どんな親であろうと大切にせよ」「年上を尊重せよ」となりますが、今回はそう考えられない非常事態。
彼女を苦しめた要因が、「家族一族」となってしまったとき、上記の「軸」を押し付けるのは得策とは言えません。
親という字を分解すると、木の上に立って、子どもの行く末を見る・・・となります。
しかし、それは親が、子の行く道のりを心配するという意味であって、親自身の行く末を心配するあまり、子に期待してはいけないということを内包していることに気がついて欲しく思います。
子どもにとって「親」は絶対の信頼をおける人であり、子は無条件に親を慕います。
親を助けたい。親が喜ぶ顔を見たいという子の想いは万国共通。
親はそんな子の想いを十分に理解しつつ、しかし必ず「子離れ」をし、「巣立ち」させなければなりません。
そんな「子離れ」と「巣立ち」を与えられなかったとき、子はいつまでも「親の従属者」となってしまい、自らの道を開くのに弊害を及ぼすことが少なくありません。
その「子離れ」「巣立ち」の分岐点がだいたい13歳くらいなんです。
彼女はその大事なときを逸し、見えない鎖にがんじがらめになってしまいました・・・。
「私の人生は全て家族一族のために・・・」
開運手法 暫定措置
一旦、親と、家族一族との鎖を強制的に断ち切り、呪縛から離れたところから人生を見つめなおしてもらう。
今の辛い人生を好転させ、落ち着いた視点を取り戻してあとに、もう一度「軸」の順番について考えてみるのです。
「あなたにとっての幸せはどこにある?苦しい思いをしながらも、身を犠牲にして尽くすこと?」
それとも・・・
「自分自身が幸せになって、その上で幸せエネルギーをおすそ分けすること。」
中興の祖になるのは「痛み」を伴います。
今までの「悪習」を断ち切り、「膿」を出し、まっさらな状態にして進む必要があるからです。
人を憎む気持ちには「生念 イチニン」、つまり「生霊」が発生します。これは、幸せへの道を阻害します。
なので、まずはその「人を憎む想い」を断ち切ります。
断ち切るには、憎い対象とキョリを置くのが一番です。
次に、自らの幸せについての道を探求します。親や一族との「鎖」を断ち切って・・・(暫定措置)
自分の「幸せ」が見つかる、又はその糸口を見つけることが出来たとき、そこで「開運」となります。
開運に近づくには、「運命の分岐点」を模索します。
どうすればいいか、どの道を選択するか?
それについては、私も一緒になって考えます。
運命を切り開こうと考えたとき、それを阻害する要因は出来るだけ破棄しなければなりません。
それが「軸」を犯そうとしていた場合、暫定措置として、一部の「軸」を保留にすることも必要です。
この場合。その一族の培ってきた「軸」自体ががシステムエラーを起こしていることが多いのです。
今一度「軸」を作り直すのが「中興の祖」の役割です。宿命と言えるかも知れません。
以前にも言ったとおり、「宿命」はなかなか変えられるもんじゃない。
しかし、「宿命」にいたる過程(運命)はくらでも変更可能です。
いろんな運命の道を考え、道を選択していきましょう。
その選択の基準はひとつ。
これは自分を幸せにしてくれるのか?
そして、この道は他者(家族以外)を幸せにしてくれるのか?
「子離れ」と「巣立ち」がうまくいかなかった場合、子は自ら「親離れ」をし、自ら「巣立ち」しましょう。
いつの日か来ます。本当に「親を大切にする」という意味を理解できる時が・・・。
だって、この世で幸せをつかむことが出来たのは・・・この世に生まれいずることが出来なければならないですから・・・
暫定措置・・・。百太郎先生との折衝の結果であります。