「宝」を磨いたクリーニング屋さん

パパヒガ

2014年05月25日 01:41

「将来なりたい職業は何ですか?」

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小学校でよくある質問・・・「将来の夢」「なりたい職業」


警察官 医者 野球選手 パティシエ サッカー選手 保育士・・・・


とある小学校での「職業アンケート」で、他の小学校では見られない結果が出ました。

将来なりたい職業・・・第一位    「クリーニング屋さん」


何故に・・・クリーニング屋さん?


その小学校は、正門近くにクリーニング屋さんがありました。

朝晩、そのクリーニング屋さんの前を子供たちが通学しています。


そのクリーニング屋さんは、外から店主がアイロン掛けをするところが見える、大きなガラス張りの窓がありました。


クリーニング屋の御主人は、いつも笑顔でアイロンを掛け、通学路を通る子供たちに挨拶をしていました。


「おはよう!」「今日も元気でね!」「さようなら」「気をつけて帰れよ!」


朝も夕方も、晴れの日も雨の日も。


クリーニング屋さんの御主人は、子供たちに声を掛け続けました。




さて、クリーニング屋さんと答えた子供たちに追加質問しました。

何故クリーニング屋さんなのか?


ほとんど同じ答えでした・・・!


「あんな大人になりたいから!」



さてお気づきでしょうか。


子供たちへの質問は、「やってみたい職業」「将来なりたい職業」です。

ですが、子供たちの答えは・・・・職業ではなく、「あんな大人」・・・つまり御主人のような人間になりたいと言っているのです。


仮に御主人がパン屋さんでも、花屋さんでも、医師でも、警察官でも・・・子供たちの答えは変わらず・・・



「あんな大人になりたい」と答えるのでしょう。



スゴイですよね。


どんな仕事だっていい。


子供たちがなりたいのは、輝いている人になりたいんです。


たまたま輝いている人が「クリーニング屋」さんだったというだけ。



この学校の先生は、きちんとした物の見方のできる教育を、子供たちにしていたと思われます。


人に教えるという職業を選択した方、もしくは選択しようとしている方へ。


子供は地域の宝 大人は地域の力 老人は地域の知恵です。


子供には、知恵と力はとても大事なものですと教えてください。

大人には、子供は未来を作る宝であり、老人は知恵を貸してくださる存在であると教えてください。

老人には、子供たちは未来を作る宝物であり、大人はその宝を磨く力の持ち主であることを教えてください。



六徳④ 地域を大切に。


人に教えるという仕事には、無限の可能性があります。

学んだ生徒の中に、やがて地域を、イヤ、日本を、ええい! 世界を救うような人間がいるかもしれません。

人の教えるという職業は、場所やタイミングを気にしなくても大丈夫です。


話せる場所さえあれば、いつでも先生になれます。

こんな私だって、六徳学の教師です。

わが弟子さんだって、いつしか六徳の教師になりますでしょう。

講座受講生の中から、六徳学の先生になる方もいらっしゃることと思います。



教員免許を持ってらっしゃる方ならば、すぐ明日からでも塾の講師になれますよね。

勉強を教えるだけでなく、人生とは・・・とか、仕事ってのは・・・・とか、学校では教えてくれない授業って面白いと思いませんか。



そして生徒の中に、地域を、日本を、世界を救うような人材が出たとしたら・・・。






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