六つの教えで陥りやすい「罠」の話し

パパヒガ

2015年05月13日 00:38

お会いさせていただいた皆さんのほとんどにお話させていただいている六つの教え。

短い時間で出きるだけお話させていただいてますが、完全ではないこと・・・申し訳ありません。

今の依頼者さんに必要な部分だけをお話していますことをお許しくださいね。


さて、本日はとても重要なお話です。

六つの教えを得て、それを日々の生活に生かしていこうとする皆様へ・・・。

この教えを学んでいくと、自分の周りの人たちに対し、「六つの教えから外れている部分」や、「足りない部分」。


そして、相手が六つに当てはまらないことにイライラしたり、やるせなくなったりすることがあります。

そうなると・・・


「オイ、これを学んだほうがいいぞ」とか、「何で貴方はそうなの?」とか。

「貴方はこの部分が足りないからダメなんだよ」とか、とかく相手を非難したり、強制したりすることがあるかと思います。


お気持ちすごーく分かります。


私の場合、伴侶である妻に対し、「これが足りないから学べ」という気持ちが強くなったことがあります。

例えば、妻は料理が好きなタイプではありませんでした。

育った環境も影響していますが、そもそも、料理が「難儀」だったわけです。(今じゃ大好きですが・・・)

そこで、「君はそういうところが欠けているから、学んで頑張れ」と何度も口から出そうになりました。


でも、くさらず、おごらず。先ずは自分自身からお手本を見せてみようと思いました。

私が台所に立ってご飯を作るとき、極力笑顔を絶やさず、食材に「美味しくなれよー」とか、「皮まで使っちゃうからねー、農家の皆さんありがとう」とか・・・。

「お魚さん。骨の髄までしゃぶっちゃうからね」などと、話しながら楽しく作りました。

そしてそれを「やりなさい」と妻に言ったことはありません。

食べるときも、相手に強いることはせず、自分から「楽しく食べる」を・・・


「見せて」


・・・そう、見せていきました。



やがて妻は私と同じようになっちゃいました。


見せた・・・んですね、根気よく。



六つの教えは、自分自身をキレイに磨きます。

そして同時に、自分以外の相手の粗が見えてきます。


粗探し(あらさがし)をしてしまいそうになるわけです。


これが大きな罠なんですね。


強要しない、指導しない。

見せて学ばせる。


見せて気付かせる。


根気よく、自分を律しながら・・・です。


相手の生き方・考え方に「花」を持たそうと思ったのなら、先ずは自分の「花」を咲かせて磨いていくことが近道といってよいと思います。


慌てず、強要せず・・・・まずは自分の花を咲かせましょう。


大丈夫 大丈夫。


いつでも応援しますから。


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