2013年11月16日
ワタシ イタイケナ ショウジョヨ・・・
たまにあることなんですけどね・・・
とある町の、とある地域の、とある家の玄関に、おかっぱ頭のかわいらしい少女がたたずんでることがありました。
まぁ・・・この世のモノでは無いのですが・・・
その子はとても可愛げにに見えて(まぁ、この世のモノでは無いのですが)、それもまた愛らしく笑みをこぼしたりなんかしちゃったりしてるのでありますよ。
いやぁ、可愛いね~なんて思ってですね(まぁ、この世の・・・しつこいですね)。
近づいてみたら、なんか違うんです
笑顔は可愛らしいんですが、どこか・・・こう・・・「殺気」があるというか・・・。
その時は特に調べることも無くその場を立ち去ったんですね。
ですが、それから数年後にですね、鑑定依頼者のご自宅を訪問した時に、そういう雰囲気の少女が、訪問先の玄関の側にいてですね・・・。
しきりに頼んでくるんですよ。
「お願い、お母さんを探して」・・・みたいな念とでもいうのかな・・・。
通常、そういう「声」はクリアに聞こえることが多いんですね。
だけど、その時に聞こえたのは、口に手を当ててしゃべってるような曇った声なんです。
「お願い・・・お願い・・・」
ん?、どうしたもんかな・・・、この家の人のことを言ってるの?と問うと、・・・そうでないという表情・・・。
そして、以前感じたあの「殺気」!
「お前、何者だ! なんだお前は!」
すると・・・
「この家のモノは俺のモノだ お前は手を出すなーーー」・・・ですって。
昔はね、その人がまだ「人」だったころね・・・。
確かに寂しい亡くなり方をしたかもしれない。
そして、縁も切れ、誰もお墓にお参りに来なくなってしまったのでしょう・・・。悲しいです。
孤独と寂しさと虚無感・・・。
そんな中、イキナリお墓から出されてしまう。
(沖縄戦により、家族親戚が亡くなって、その家族連中が守っていたお墓 俗に言う無縁墓)
行く当ても無くさまよい、ふと立ち寄った家の前。「いいな・・・うらやましいな・・・」。
そんなことを想いながら長い間そこにいたのでしょう。
やがて、同じような寂しい魂たちが集まり出し、そこを溜まり場にしてしまう。
彼らはそこまで悪事をはたらきはしない。誰かに気付いて欲しいだけ。
そして、期せずしてやってくる「祓い師」たち。
天国への行き方を完全に忘れてしまった彼らにとって、私達のような「祓い師」たちは、恐怖の対象です。
「変なところへ行かされるんじゃないか。地獄とかはイヤだ。イタイケな少女になって、無理やり引き離されないように騙そう」
正直、彼らが家主にイタズラしてなければ、無理やり引っぺがすことはまずしません。
ただ、その場にずっといると彼らにとってもよくは無いです。
「ホントはあっちの世界に行ったほうがいいですよ・・・」
そう声をかけて通り過ぎることが多いです。
わざわざイタイケナショウジョに変身しなくてもいいのにね・・・。
そうまでしてこの世に留まりたい理由を聞いたことがないので、詳しくはわかりませんが。
街行く幸せな家族を見て、それを自分のことのように置き換えてみて楽しんでいるのかもしれませんよ・・・。
とある町の、とある地域の、とある家の玄関に、おかっぱ頭のかわいらしい少女がたたずんでることがありました。
まぁ・・・この世のモノでは無いのですが・・・
その子はとても可愛げにに見えて(まぁ、この世のモノでは無いのですが)、それもまた愛らしく笑みをこぼしたりなんかしちゃったりしてるのでありますよ。
いやぁ、可愛いね~なんて思ってですね(まぁ、この世の・・・しつこいですね)。
近づいてみたら、なんか違うんです
笑顔は可愛らしいんですが、どこか・・・こう・・・「殺気」があるというか・・・。
その時は特に調べることも無くその場を立ち去ったんですね。
ですが、それから数年後にですね、鑑定依頼者のご自宅を訪問した時に、そういう雰囲気の少女が、訪問先の玄関の側にいてですね・・・。
しきりに頼んでくるんですよ。
「お願い、お母さんを探して」・・・みたいな念とでもいうのかな・・・。
通常、そういう「声」はクリアに聞こえることが多いんですね。
だけど、その時に聞こえたのは、口に手を当ててしゃべってるような曇った声なんです。
「お願い・・・お願い・・・」
ん?、どうしたもんかな・・・、この家の人のことを言ってるの?と問うと、・・・そうでないという表情・・・。
そして、以前感じたあの「殺気」!
「お前、何者だ! なんだお前は!」
すると・・・
「この家のモノは俺のモノだ お前は手を出すなーーー」・・・ですって。
昔はね、その人がまだ「人」だったころね・・・。
確かに寂しい亡くなり方をしたかもしれない。
そして、縁も切れ、誰もお墓にお参りに来なくなってしまったのでしょう・・・。悲しいです。
孤独と寂しさと虚無感・・・。
そんな中、イキナリお墓から出されてしまう。
(沖縄戦により、家族親戚が亡くなって、その家族連中が守っていたお墓 俗に言う無縁墓)
行く当ても無くさまよい、ふと立ち寄った家の前。「いいな・・・うらやましいな・・・」。
そんなことを想いながら長い間そこにいたのでしょう。
やがて、同じような寂しい魂たちが集まり出し、そこを溜まり場にしてしまう。
彼らはそこまで悪事をはたらきはしない。誰かに気付いて欲しいだけ。
そして、期せずしてやってくる「祓い師」たち。
天国への行き方を完全に忘れてしまった彼らにとって、私達のような「祓い師」たちは、恐怖の対象です。
「変なところへ行かされるんじゃないか。地獄とかはイヤだ。イタイケな少女になって、無理やり引き離されないように騙そう」
正直、彼らが家主にイタズラしてなければ、無理やり引っぺがすことはまずしません。
ただ、その場にずっといると彼らにとってもよくは無いです。
「ホントはあっちの世界に行ったほうがいいですよ・・・」
そう声をかけて通り過ぎることが多いです。
わざわざイタイケナショウジョに変身しなくてもいいのにね・・・。
そうまでしてこの世に留まりたい理由を聞いたことがないので、詳しくはわかりませんが。
街行く幸せな家族を見て、それを自分のことのように置き換えてみて楽しんでいるのかもしれませんよ・・・。
Posted by パパヒガ at 22:23│Comments(0)
│意味不明な感覚のお話