皆さまこんにちは。未来創造鑑定人のパパ比嘉です。
もうすぐ夏休みが始まります。
子供たちにとって、じっくりと自分の家族を見つめるときでもありますし、受験を控える子供たちにとっては勝負どころです。
私も二人の子供がおります。
中学生と小学生。
ここまで成長するの大変な時もありましたが、なんとか大きな壁え超え、
一所懸命前進してくれています。
私は自分が良き指導を行える大人であるという各子たる自信を持ってはいません。
でも、日々、そういう大人でありたい。
そういう大人になるべく、毎日学び、それを実際の行動に移し、
失敗と反省を繰り返しながら今に至っています。
そんな仲、とてもとても気になることがたくさんある中で、
やっぱり一番に思うことは、これからの子供たち。
未来を生き抜いて前進する子供たちの心と体に
前を向いてしっかりと進んでいける強い心と、
自分で解決できるような知識、知恵、
そして、自分を大切にできる自己愛を育成することが何よりも急務であるなと
つくづく感じるのです。
それを育成していくには、身近にいる大人がそれを「見せて」いかなければならない、
「あぁ、大人っていいな。早く大人になって楽しみたいな」
そう思わせてあげられる大人をたくさん増やしていく。
未来に対して夢と希望を持てるこどもたちをいっぱい育てていくこと。
そのためには、毎日毎日、
良い習慣と、良い思考能力を発揮できる状態を作り出すこと。
全国の小中学生(義務教育)に対しての自己肯定感に関する調査があります。
※自己肯定感とは・・・「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在だ」と思える心の状態。
その調査(2017)において、沖縄県は最下位の5県に入っています。
小学生での調査においても、中学生の調査においても同様です。
こうなってしまっている原因にはいくつか挙げられております。
中でも、夫婦間のコミュニケーション不足から発生する、夫婦仲の悪さ、離婚件数、
DV行為などが挙げられています。
※DV行為・・・言葉の暴力、肉体的暴力、精神的な暴力、経済的な暴力
夫婦間で使われる言葉において、配偶者やパートナーを攻撃する言葉を多用していたら、それを子供たちは見るんです、聞くんです。
叩く、殴る。配偶者の存在を否定する行為をする。生活していくお金を渡さない。お金が足りないことを配偶者に対しクドクドと
いつまでもいつまでも攻め立てることも同様です。
そんな環境が、子供っちの居場所となる家庭内で行われていることが、
それが子供たちの自己肯定感・・・自分を愛する強い力、壁を乗り越える力。
未来に対して明るく希望と夢を持つ力、育てる力、前進する力を壊す、
破壊する。
ではそれを防ぐにはどうすればいいのか?
大人が見本を見せてあげることです。
いつになったら変われるんですか?
いつになったら気づくんですか?
「沖縄っていいよね・・・癒しの島だよね」
「沖縄って長寿の国だよね・・・」
そんな時代はとうの昔に終わってしまっていることは、わかってるはずです。
癒しの島なのに、なんでこうも心療内科、精神科の受診率が全国的に高いんですか?
すでに長寿県から脱落していることは、テレビ新聞で周知のハズ。
もういい加減、変えなければならない。
強く生きていく大人
自身の頭と身体を鍛え、強く生きていく、賢く生きていく大人
増やさなければ未来は暗い。
保育園、幼稚園、小学校、中学校。
この時期の子供たちの育成を、学校、保護者、地域、行政が一体となって、
そこに大集中していく。
学校現場はとても疲弊しています。
保育士の方、幼稚園、小学校中学校の教諭たち、
なんとかしたいと本気で取り組もうとしています。
だれかがやればいい。
それは自分のやることではない。
自分にはできる時間がない。
そう思う方もいっぱいいらっしゃるでしょう。
それを強制しているわけではありません。
小中学生の自己肯定感の低さと同様に、
県内の所得についても沖縄は全国的に低いです。
共働き、ダブルワーク、トリプルワーク以上をして働かないと、
生活していくのが大変な状況の方が多いのも事実だからです。
生きていくのにはどうしても「お金」が必要だからです。
もちろん、お金がなくても幸せを得ることは可能でしょう。
ですが、この世で生きていくために、お金は必須。
一般的に、0歳から20歳まで、一人の子供を育てるのに必要なお金を調査したデータがあります。
おおよそ、2500万~3000万円。子供が二人ならその倍。
貧困が子供の進学を妨げていることは皆さんご存知でしょう。
私たちは社会に出てからというもの、常に「競争」を強いられます。
どれだけ頑張って資格を取ったとしても、それ自体が「「安定した生活」を生み出しはしません。
どれだけ高い学歴を持っていても、「競争力」が無ければ取り残される社会構造です。
子供たちが明るい未来を構築していくには、
いったいどうすればいいのだろうか?
・前進する強いチャレンジ精神を養う
・強く生きるための、強い心、強い身体をつくる
・上記のことを、次の世代、後輩に伝えることの出来る強い力を育てる
これら三点のことが出来る大人を増やしていき、
それを子供たちに見せてあげることが大事だと私は信じています。
かつて私の息子は、不登校になりました。
小学校低学年の時です。
原因は複数ありました。
甘すぎた言葉がけ。厳しすぎるしつけ。
学校で起こったイヤなことへの不安。
半年間学校に行けませんでしたよ。
ですが、今はもう大回復しています。
それどころか、しっかりと自分の意見を言える、反抗もしっかりとする。
相手につわる言葉で、目を見据えて。
家庭内でたくさんの悪い習慣を大人が治していきました。
大人が先頭になって良い習慣をつけていきました。
そして何より、息子の担任のF先生の大きな大きな愛と、
まっすぐ見つめる目と心に救われました。
最後に。
子供はやはり、大人を見本として育つのだと確信しています。
子供たちの未来は、今の我々大人が握っていると思うのです。