「子供、孫を学ばせよ」

パパヒガ

2014年03月05日 22:16

「昔はね~、トートーメーの前でね~、兄弟家族、親戚みんなあつまってさ~、焼肉ジュージューパーテーをやったよ~。」

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遺産相続、生活格差、教育格差、給料格差・・・その他諸々・・・。


「子・孫を学ばせなさい」・・・六徳の一つです。


普通だと、学問が大事だよ・・・と思いがちですが、そうじゃない。


生き方や考え方、愛、規則を学ばせよということ。


トートーメー(仏壇)継承という問題は、沖縄県民なら誰でも知っている問題ですよね。

「誰が持つべき」・・・ってね。

あと、こういう伝えもあります。

「長男の嫁にはなるな!」

長男嫁はロクなことがない・・・と。

義理の両親の介護。トートーメーの管理、維持。正月、お盆、お彼岸などの行事の準備、片付け。


何でこんなにもおかしくなっちゃたんでしょうか?


本来、本家(トートーメーのある家)には、一族みんなが集まって、御先祖様の見守りの内で、ワイワイガヤガヤと楽しく過ごすのが定番だったハズです。

上記のセリフ・・・「焼肉ジュージューパーテー」は、一族皆がトートーメーのある家にて、楽しくやっている様子が伺えます。

あとは、「スイカ割りやった」とか、「花火やった」とか、「エイサーが来ていた」とかね・・・。


トートーメーは、一家の繁栄を願うシンボルでもあります。



もしこのまま、トートーメー=忌み嫌う存在・・・という図式が定着してしまったら、次代の子供たちも同じ考えを持つでしょう。

それはやがて、我々生きている親たちの将来も見えてきます。


私たちだっていつかはトートーメーになります。そして、子孫達は、我々を忌み嫌います。


私たちは、子孫達に繁栄してほしいと思っているのに・・・・・。


私たちは敬遠されます。   繁栄して欲しいと思っているのに・・・。

子孫の不幸が続いたとき、子孫のひとりがユタに鑑定を頼みます。


「あいえ~、貴方の先祖が怒っているさ~。供養しないと不幸になるよ~」

ちーがーうー。私たちは、皆仲良くしてくれよ~。みんなで協力して幸せの道を探してくれよ~、って言ってるのにも関わらず。


「そうなんですか? では拝みお願いします。」




子孫が不幸に見舞われたとしても、一族皆が協力して手伝えば、なんとか解決へと動きます。

ですが、現代は孤立社会です。


「ゆいま~る」の島と言われた沖縄・・・それは残念ながら崩れ始めています。


「ゆいまーる」の精神を、子孫に学ばせないと、その反動はかなり大きいでしょうね・・・。


詳しいことはいつの日か・・・「六徳」講話・・・しますからね。


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