六徳のひとつ
③ 子・孫を学ばせよ
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以前にも書いたと思うのですが、子供にとっての一番の「先生」は親になります。
考え方、言葉使い、立ち居振る舞い。
子や孫を育てるにあたり、ひと時も油断してはならない。
家系を幸せに繋ぐのは、親の務めであるという名護親方の考えは、手先が器用とか、上手に出来るということではなく、人間の真心を磨くことであると言っています。
真心こそが、その人を彩るモノとなるとも言っています。
人の欠点を見たらそれを非難するのではなく、自分にもそういう欠点があるはずだから、常に考えて行動することはとても大事ですよね。
そして、獣達にはなく、人に与えられた「言葉」というのは、使いようによって「打ち出の小槌」にもなり、また、「諸刃の剣」にもなります。
子供への言葉がけは「慎重」に、「礼節」を持って使いたいものですね。
近年、小学校低学年では、「ちくちく言葉」 「ふわふわ言葉」ということでの言葉教育が行われています。
この授業が行われるということは、言葉の学びが希薄になってきていることの表れでもある感じます。
かつてありました「KY」・・・空気が読めないという意味で使われてました。
これからは、相手の「気持ちを 読む」という意味での「KY」にしていきたいと思いませんか?
相手の気持ちを汲んで出す言葉というものは、そのほとんどが「ふわふわ言葉」になると思います。
これは「叱る」時も一緒。
誰に対して叱っているのか? 何に対して叱っているのか?
その軸がブレてしまったとき、思わぬ誤解が生ずることが少なくありません。
親に対して、伴侶に対して、子供に対して、孫に対して、友に対して・・・。
皮肉や中傷からは、皮肉と中傷しか生まれません。
相手を思いやる気持ちを持って使う言葉には「魂」が入ります。
相手をさげすむ言葉にも「魂」が入ります。
さて、あなたはどの『魂」を言葉に込めますか?
そして、あなたの言葉を見聞きしている子・孫達には、どの「魂」を言葉に込めて欲しいですか?