正月のトラブル! 過去の言葉の因縁

パパヒガ

2015年01月03日 00:36

六徳図を貼り付けしておきますね。




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親との折り合いが悪い。

親戚、兄弟との中が悪い。


お正月・・・楽しさと嬉しさの反面、こういった家族間、親戚間トラブルが悩みの種という方も多いでしょう。

今頃、大きなため息をついていたり、心が打ちひしがれていらっしゃる方も多いでしょう。


さて、なんでこうなるのでしょうね。


トラブルの原因のほぼ全てが「過去にあったイザコザ」が原因。


お金のトラブル。言葉のトラブル。


「私、両親が大好きです。離れて暮らしてはいますが、いつも側にいたいと思ってます。
だけど、会うたびになぜか・・・体のどこかに力が入ってしまいます。家に戻ると方がこったり、腰が痛かったりします。」


「これはひょっとして、先祖霊のメッセージか何かでしょうか。供養不足でしょうか?」



一見、彼女と父親、母親の関係は良好に見えます。


彼女が休みの日には、両親と一緒に出かけて食事したり、買い物したり。映画を見たりと、幸せに見えます。

ですが、何故か彼女は家に戻ると体調がかんばしくない。


ユタさんに見てもらったら、先祖の供養不足(ウガンブソク)と出たそうです。


本家のトートーメーや、ゆかりのウタキ。初めてのお寺など、様々なところへ出向いて拝みを入れたそうな。


しかし、それでも症状は変わらない。



何故に?


原因は、彼女の幼少時代にありました。


彼女は一人っ子で一人娘。


両親からは大事に大切に育てられた。


大学にも進学でき、恋愛、就職もした。

子供も出来て幸せいっぱいのハズ・・・。


でも、体調不良は続く。心療内科にも行ってみた。



そこで私は彼女にひとつの質問をしました。



「幼稚園とか小学校の頃の思いではありますか?」


すると・・・「えーっと、幼稚園、小学校ですか・・・。あまり覚えてないですね」



「彼女さ・・・『お前が男の子だったら良かったのに』って言われたんだよ。」

百太郎先生がそうおっしゃる。


ピンときました。なるほどね~。



実は彼女、ずーっと心の中にしまっていた「言葉」があるんです。


我が師匠がくださったヒントを元に、少しずつ昔のことを思い出してもらいました。


「そういえば、あの時は悲しかったなぁ。」


「何がですか?」



「お正月のことですけど、親戚が集まっているときに、叔父さんがお父さんにこう言ったんです。」


「女じゃこの家の跡継ぎには出来ないぞ。男の子を作れよ!」


お父さんはそれを聞いて、側にいる私にこう言いました。


「男の子だったらね・・・。跡継ぎできたんだけどね。」って。


「跡継ぎって何?って聞いたら。イヤ、何でもない!」って言いました。



たわいも無い言葉かもしれません。


ですが、この一言が彼女の心を縛ったんです。



「女の子に生まれてこなきゃ良かった」


これが彼女の体調不良の原因。


彼女は女性であるということを否定されてしまったということ。


成長し、知識が増え、沖縄独自の慣習も見聞きした。


たしかに一人娘ではあるが、婿を取り、跡継ぎに関してはクリアしたつもりだった。

だけど・・・・。



「言葉」というのがいかに大事であり、いかに怖いものであるか。


六徳の②・・・アイサツ。礼節。


子供は親を選んで産まれて来ます。


そういう、神の元からやってきてくれた子供に対し、親はちゃんと礼節をもって対応するべきです。


「私がお父さん(お母さん)だよ。ココに生まれてきてくれてありがとうね。私はななたのお父さん(お母さん)として一生懸命生きます。だからあなたも私の子供として一生懸命生きてくださいね。私は全力であなたを守ります。あなたも全力で私にぶつかってきてくださいね」


子供は親の「所有物」ではないです。


教育とは、教え育てるということ。


教える大人は、たくさん学んでいた方がいい。


もしも学びが足りなかったとしても大丈夫!


「共育」って手があります。


そうです・・・。


一緒に・・・子供と共に育っていく育っていくってこと。




いつからでも遅くない。


「お父さん、あの時のあのセリフ。とっても気になってたんだよ。今はそうでもないけど、あの時はとても苦しかったんだよ」


彼女は後日、上のセリフをお父さんに言ったそうな。


それから、原因不明の体調不良は・・・・消滅したそうです



今回は、言葉のトラブルが原因で、過去を引きずっていた女性の例のお話でした。


※ 彼女には記事にする確認をいただいています。




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