「どうしてうちの子がこういう運命で生まれてきたの・・・」

パパヒガ

2015年03月16日 01:08

「私は神様が嫌いです。絶対に信じません。」

「神様はきっと、私の子供を見放したんです。だからこうなったんです」


「もしも神様がいるならば、この子を治してくださるハズです。」


「だって、まだまだ小さいのに。人生まだまだ長いハズなのに。」


「どうしてこの子の命を奪っていくんですか?」



生まれた時から重い病気を持っていて、辛い治療から始まる人生のスタート。


親御さんにしてきれば、これほど辛いことはないです。


「この子の病気を自分に移して、そしてこの子を救ってください!」



以前に書きましたが、子供はどうやってこの世に生まれてくるのか?


一般的には、親が子供を産んであげるということが通説になってますよね。

「子供は親を選べない」って言葉もあるくらいですから。


ですが、子供は生まれる前に親を決めて来ると言ったら・・・皆さんはどう思うでしょうね。



そんなバカな話しがあるか!


ウソつくんじゃないよ!



きっとそう思われるでしょうね・・・。


でも、この話があながちウソではないかもしれない。

突拍子も無いデマとも言い切れないことが、世界中で起こってきてるんですね。


キーワードは「胎内記憶・胎前記憶」


生まれてきた子供達に、「どうやってお母さんの所に生まれてきたの」と質問すると、三歳くらいの幼児の2~3割が以下のように答えるそうです。

「お母さんのところに生まれたかったから、お母さんを選んできた」・・・と。

前世記憶というものではなく、親の顔を前もって知っていたという記憶に近いようですね。


「金色に光ってる大きな人がいて、周りには自分とおなじような赤ちゃんたちがいっぱいいて・・・。」

「なんか女の人の顔がいっぱいある本?みたいなのでお母さんを選んだ」とか。

「テレビみたいなのがあって、女の人の顔がパラパラ映っていて。そこでお母さんを決めた」とか。


日本だけじゃなく、世界中の子供達の一部の子が、似たようなことを語るのです。


そんな中・・・


「周りの人を幸せにするために・・・生きるってスゴイ。命ってすごいよって、たくさんの人に教えに行く人ー」

光る人がそう質問する場面もあるそうです。


たくさん赤ちゃんたちがいる中で、その言葉を聞いて手を上げていく子供達・・・。

そうやって産まれるためにお母さんを選んでいく子供達に、「光る人」は・・・


「ヨシ、みんなとてもとても強い子だね」


そう言って送り出すようですね。




なんで強い子なのか・・・


生まれてスグに重病を抱えて生まれて来る子がなぜに強いのか。


それは、強い子だからなんでしょうね。


痛くて、気分悪くて・・・

泣きたいくらいに悲しくて切なくて・・・。


上手に体も動かなくて・・・。


それでも、なんとかして笑顔でいようと頑張ってる。


お母さんやお父さん、回りの人たちに悲しい想いをさせたくないと、頑張って笑おうとする。


強い子でないと、到底できないことだと思います。



この記事が、ある人にはとても辛いものになるかもしれません。

ある人には、安らぎになるかもしれません。


人は、みんな違っています。皆が同じ考えではないです。

皆が同じ感じ方ではないです。


ですので、強い子の全てが病気を持つということでもありません。


しかし、病気の子達の精神力が、病気を持たない子供達より強いことは感じます。



かつてカウンセリングをさせて頂き、今はすでに他界したある子のお話。



「ヒガさん。どうして僕はこんな病気になっちゃったのかな。」


「そうだね・・・どうしてなんだろうね・・・」


「僕はね、きっとさ・・・生きるってことがどれだけスゴイことなのかを、回りの人に気付いてもらうためにこんな病気になったんだろうね」



強いです・・・こんな言葉で出てくるなんて・・・。



生きるってスゴイんだ。


継続して動く心臓。自動でやってくれる血液循環、消化吸収。


忘れがちなこのシステムをもっとステキに、そして、そのステキな体をもつ私たちは・・・。


十分にこの体と心を幸せにしなきゃね!


そして、得られた幸せを・・・



回りのみんなに分けて生きましょう!



なんてな・・・

この記事を書きながら、自分自身にもそう言い聞かせるパパであります。

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