「私は神様が嫌いです。絶対に信じません。」
「神様はきっと、私の子供を見放したんです。だからこうなったんです」
「もしも神様がいるならば、この子を治してくださるハズです。」
「だって、まだまだ小さいのに。人生まだまだ長いハズなのに。」
「どうしてこの子の命を奪っていくんですか?」
生まれた時から重い病気を持っていて、辛い治療から始まる人生のスタート。
親御さんにしてきれば、これほど辛いことはないです。
「この子の病気を自分に移して、そしてこの子を救ってください!」
以前に書きましたが、子供はどうやってこの世に生まれてくるのか?
一般的には、親が子供を産んであげるということが通説になってますよね。
「子供は親を選べない」って言葉もあるくらいですから。
ですが、子供は生まれる前に親を決めて来ると言ったら・・・皆さんはどう思うでしょうね。
そんなバカな話しがあるか!
ウソつくんじゃないよ!
きっとそう思われるでしょうね・・・。
でも、この話があながちウソではないかもしれない。
突拍子も無いデマとも言い切れないことが、世界中で起こってきてるんですね。
キーワードは「胎内記憶・胎前記憶」
生まれてきた子供達に、「どうやってお母さんの所に生まれてきたの」と質問すると、三歳くらいの幼児の2~3割が以下のように答えるそうです。
「お母さんのところに生まれたかったから、お母さんを選んできた」・・・と。
前世記憶というものではなく、親の顔を前もって知っていたという記憶に近いようですね。
「金色に光ってる大きな人がいて、周りには自分とおなじような赤ちゃんたちがいっぱいいて・・・。」
「なんか女の人の顔がいっぱいある本?みたいなのでお母さんを選んだ」とか。
「テレビみたいなのがあって、女の人の顔がパラパラ映っていて。そこでお母さんを決めた」とか。
日本だけじゃなく、世界中の子供達の一部の子が、似たようなことを語るのです。
そんな中・・・
「周りの人を幸せにするために・・・生きるってスゴイ。命ってすごいよって、たくさんの人に教えに行く人ー」
光る人がそう質問する場面もあるそうです。
たくさん赤ちゃんたちがいる中で、その言葉を聞いて手を上げていく子供達・・・。
そうやって産まれるためにお母さんを選んでいく子供達に、「光る人」は・・・
「ヨシ、みんなとてもとても強い子だね」
そう言って送り出すようですね。
なんで強い子なのか・・・
生まれてスグに重病を抱えて生まれて来る子がなぜに強いのか。
それは、強い子だからなんでしょうね。
痛くて、気分悪くて・・・
泣きたいくらいに悲しくて切なくて・・・。
上手に体も動かなくて・・・。
それでも、なんとかして笑顔でいようと頑張ってる。
お母さんやお父さん、回りの人たちに悲しい想いをさせたくないと、頑張って笑おうとする。
強い子でないと、到底できないことだと思います。
この記事が、ある人にはとても辛いものになるかもしれません。
ある人には、安らぎになるかもしれません。
人は、みんな違っています。皆が同じ考えではないです。
皆が同じ感じ方ではないです。
ですので、強い子の全てが病気を持つということでもありません。
しかし、病気の子達の精神力が、病気を持たない子供達より強いことは感じます。
かつてカウンセリングをさせて頂き、今はすでに他界したある子のお話。
「ヒガさん。どうして僕はこんな病気になっちゃったのかな。」
「そうだね・・・どうしてなんだろうね・・・」
「僕はね、きっとさ・・・生きるってことがどれだけスゴイことなのかを、回りの人に気付いてもらうためにこんな病気になったんだろうね」
強いです・・・こんな言葉で出てくるなんて・・・。
生きるってスゴイんだ。
継続して動く心臓。自動でやってくれる血液循環、消化吸収。
忘れがちなこのシステムをもっとステキに、そして、そのステキな体をもつ私たちは・・・。
十分にこの体と心を幸せにしなきゃね!
そして、得られた幸せを・・・
回りのみんなに分けて生きましょう!
なんてな・・・
この記事を書きながら、自分自身にもそう言い聞かせるパパであります。