金の切れ目は縁の切れ目・・・
これは世界中のあらゆるところで起きている「事実」です。
良い悪いではなく、事実として存在します。
だって、お金なくしてご飯は食べられないし、住むところだってなくなるし、生きていけなくなっちゃいますからね。
ですので、お金の切れ目=縁の切れ目。これは揺るがない。
そもそも、お金との縁が切れるとはどういうことなのでしょう。
お金は好きですか?
そう聞かれたら、なんて答えるでしょう。
好きな方が多いハズです。
では、お金儲けは好きですかと聞かれたらどうでしょう。
なんとなくうしろめたいような・・・周りに知られたくないような・・・できれば黙っていたいような・・・。
何ででしょう。
私たちはどこか、人の価値はお金のある無しではなく、愛だとか心だとか、誠実であるとか質素であるとか。
そういうことを美徳として考える「クセ」のようなものを持っているように感じます。
お金=善ではなく、お金=扱いの難しいもの。
ですが、
愛=お金・・・なのですよ、実際。
どストレートに書いて、勘違いする方も多いでしょうから以下に細かくお話します。
お金のあるなしで愛を勘定するのではなく、愛あってこそお金は入ってくるという意味です。
ヤマト運輸ってご存知でしょうか。
そうです、クロネコヤマトの宅急便のヤマト運輸です。
以前、「スキー宅急便」なるサービスがありましたことを覚えてらっしゃるでしょうか。
これは、大きな荷物となるスキー用具一式をヤマト運輸が預かり、お客さんは手ぶらで新幹線に乗っりバスに乗ったり。
自家用車でスキー場に向かい、現地までヤマト運輸が宅急便で配達するというサービスです。
これはとても大ヒットしたそうです。
ある冬の出来事です。
いつものようにお客様からスキー用具を預かり、トラックにてスキー場へと配達していた時のこと。
スキー場へと繋がる道が大雪に見舞われ、そこへの道路が通行止めになってしまった。
先発していたお客差はスキー場で待ちぼうけ。
スキー場はそれほど大雪ではなかったのですが、そこへの道路が寸断されてしまい、トラックが通れない。
通常なら・・・、お客様には大変申し訳ありませんが、通行止めの影響でお荷物が配達できません・・・となるでしょう。
ですがヤマト運輸は違った。
社長の第一声は・・・・
「お客様に楽しんでいただこう。よし、配達員を〇〇銀行へ向かわせろ。そこにお金を振り込んでおく。スキー場でお待ちのお客様へ、スキーを楽しんでいただくため、現地でスキー用具をレンタルしていただくか、または、スキー用具一式をヤマトで購入し、お客様へ提供しなさい。」
社長の、お客様への「愛」は、お金を先行しています。
つまり、お金なんて後でついてくるもの。大事なのは相手を喜ばせたい、楽しませたい、幸せにしたいという想い。
お金は後でついてくる
・・・そう考えたんですね。
お金の切れ目は縁の切れ目・・・・
金=愛
よーーーーーく考えてみると・・・・
愛の切れ目は円(縁)の切れ目・・・・でもあるのではないでしょうかねぇ・・・。